編集部コラム/ギリシアの音楽担当!リノス&ミューズ!!
書き手:垂直落下式しゃれこうべライターM(Twitter)
北の大地に描く蒼き月の軌道!
岩谷麻優が北海道大会で完全復帰!!
っきたァァアーー!!!
6月9日、言わばロックの日!!
そんな日に北海道大会にて岩谷復帰!!!
当然現地まで赴いてその雄姿を目に焼き付けt【編集ムーンサルト】
編集U「いいからさっさと原稿書けや!!!」
き、北の大地は広かった……!
さっておいて!!
本日(16日)は後楽園ホールで観戦! 隔週刊しゃれこうべ!!
北海道で復帰した選手では何があろうが岩谷麻優推し、SRSライターMです!!
さて梅雨の気配もバッキバキな今回お届けしますはァ~!
前回のクロノスに引き続き、ギリシア神話勢でございます!
『乖離性』的にはもう懐かし枠なリノス、あ~んどミューズでお届けしまっしょい!!
【目次】
リノスさんはあの人とご兄弟 †
ってことでトップバッターを務めますはリノス!
歌姫アイドル化計画的なイベストで活躍しましたね! 懐かしい!
『乖離性』的には、のちに触れるミューズの妹ということになっていますが、
神話的にはミューズではなく、『乖離性』にも登場している別の人物とご兄弟だったりします!
編集U「……その前に、兄弟ってことは……?」
えぇ、元ネタはO・TO・KOですよ!!
編集U「まぁ知ってたけど……、知ってたけど……」
さておき、そんなリノスと兄弟にあたるのが~!
なんとなんとの、オルフェウスさんでございます!
\オ~ルフェ~ウス 涙ァ~/
編集U「ネタを使いまわすな!!!」
いやぁやっぱ名作ですし~?
ちなみにそんなネタも入れたオルフェウス回はKO・CHI・RA!
改めて言うまでもありませんが、オルフェウスと言えば琴の名手!
そして兄弟のリノスもまた、音楽の才に優れた男だったそうな!
そんでは、そんなリノスさんのプチエピソードをお届けしていきまっしょい!
はっぴぃ☆えんど †
オルフェウスの兄弟にして偉大な音楽家であるリノス。
彼は悲しい調べを得意とし、のちに“リノスの歌”と呼ばれることになる、
英雄を悼む歌を作ることを専門としておりました。
しかしある日、彼にひとつの仕事が与えられます。
それは、幼き英雄・ヘラクレスに竪琴を教えるというものでした。
リノスは熱心にヘラクレスを指導しましたが、
ヘラクレスの身体はあまりに屈強で、弦を弾く繊細な動きにはなかなか向きません。
ヘラクレスがあまりに上達しないことに腹を立て、
ある日リノスはヘラクレスをしかりつけます。
するとお叱りを受けたヘラクレスは、返事の代わりに竪琴でリノスの頭を一撃!
編集U「!?」
しかも打ちどころが悪かったか、はたまたヘラクレスの力が強すぎたか、
リノスはこの一撃によって命を落としてしまったのです。
編集U「えぇ……」
こうして幕を閉じたリノスの人生でございました、が!
オルフェウスが黄泉の国に下ってからいろいろあったように、
じつはリノスについても死後にもうひとつエピソードがあるんですね!
兄弟の死を悼んだオルフェウスは、リノスの火葬の場において琴を奏で、
彼が作ったリノスの歌を歌ったそうな!
すると、その調べは黄泉の国へと流れ込み、亡者となったリノスの耳へ!
自分が作った歌を聞いて誇らしく思ったリノスは、一転して大喜び!
生前とは趣を変え、黄泉の国では陽気な歌を歌うようになったそうな!
~ HAPPY END ~
編集U「ハッ……ピー……?」
まぁまぁ、死後ともなればリアルデスメタルバンドも組めるってなもんでね!!
殴り殺されたエピソードしかないってだけだとなかなか不憫ですが、
最終的にはテンション上がっているっぽいので良しとしましょう!
ミューズさんはいっぱいいます †
続きましてはミューズ!
リノスと同じく、歌姫アイドル化計画にてご活躍でしたね!!
編集U「ミューズって言ったら音楽の神ってイメージだよな~」
音楽のミュージック、博物館のミュージアムなんかもミューズが語源らしいですからね!
しかしながらミューズ(あるいはムーサ)というのはひと柱の神を指すのではなく、
9柱の女神の総称的な感じであるそうな!(説によっては数が違ったりもするとか!)
ちなみにミューズ(たち)は芸術の神・アポロンとも関係が深いとかで、
アポロンが参加した音楽対決では審判役を務めたりもしたとかなんとか!
ってことで、今回はそんな音楽対決のひと幕をお届けしましょうぞ!
対バンしようぜ! †
むかーしむかし、ギリシアにマルシュアスという男がおりました。
彼はアウロスという木管楽器をたいそう得意とし、周りの人々はもちろん、
森にすむ動物たちまでも、彼の奏でる音色に魅了されないものはいません。
ちなみにマルシュアスが使っていた楽器ですが、なんとじつは女神・アテナの落とし物!
編集U「あぁ、じゃあその恩恵で的な」
いやこれがですね、アテナは最初この楽器を気持ちよく吹いていたのですが、
「吹くときに頬ふくれてますよ(笑)」と煽られアテナもブチギレ!
「これを拾った者に災いあれ!」と呪いをかけて投げ捨てた、
といういわく付きの楽器だったのでェございます!!
編集U「ポイ捨てダメ絶対」
さて、アテナの呪いとは裏腹に周りからは褒められ放題なマルシュアス。
しかしとある日、人々は勢い余って余計な褒めかたをしてしまいます。
「マルシュアスの音楽は本当にすごい!
こりゃあアポロンの琴にも勝るだろうよ!」
これを小耳に挟んだアポロンは、持ち前の嫉妬心を全力燃焼。
すぐさまマルシュアスに音楽合戦を申し込むのでありました。
そしてここで審判として呼び出されたのが、(アポロンと縁が深い)ミューズだったのです。
編集U「不正の予感しかしねぇ」
演奏合戦が始まってみると、マルシュアスの腕は実際すばらしく、
アポロンも舌を巻くほどの腕前だった、と伝える説もあります。
しかしこの勝負、じつはアポロンが仕掛けた罠だったのです。
マルシュアスの腕を確かめたアポロンは、おもむろに琴を逆さまにして弾き、
さらに琴を奏でながら歌まで歌い始めたのです。
当然のことながら、笛を逆さまにして吹くことはできず、
笛を吹きながら歌を歌うなどはもってのほか、マルシュアスは途方に暮れるばかりです。
ドヤ顔で価値誇るアポロン、困り顔のマルシュアス。
そこでミューズが勝敗の判定を下します。
編集U「やっぱ不正じゃねぇか!!」
ちなみにこの勝負ですね!
何と“勝者は敗者に何をしてもいい”というルールになっておりまして!
編集U「ん……?」
勝負に負けたマルシュアス、なんと生きながらにして皮を剥がされるという極刑に!!
編集U「思ってたよりグロい!!!」
マルシュアスの死を嘆いた人々や森の動物たちは涙を流し、
流れに流れたその涙はやがて川を作り、それがのちのマルシュアス川である、というオチなんだそうな!
編集U「あ~、神話らしい落としかただな」
ちなみに別パターンだと、川になったのは涙ではなく、
皮を剥がされたマルシュアスの流した生き血だった、ってなグロ展開もありますよ!!
編集U「紹介せんでいい!!!」
あとがき †
ってなことで、今回もギリシア神話回でございました!
メジャー度的にはミューズのほうが上だと思いますが、
今回紹介したエピソードだとリノスのほうが濃い感じしますね!
編集U「つっても殴り殺されただけだけどな」
身も蓋もねぇ言いかたしなさんな!!
それはさておき、前回はお久しぶりにコメもありましてね! ありがてぇありがてぇ!!
好きな『弱酸性』キャラは誰かなんてご質問もありましたが!
僕ァまぁ……、やっぱ烏骨鶏富豪ですかね!
クールキャラどこいったな壊れ具合がもう!
編集U「『弱酸性』だとそうだな~。
ウアサハかもったいないお化けか……、いや、ししゃもかな」
人_人_人_人_人_人
< し し ゃ も >
Y^Y^Y^Y^Y^Y
いやまぁ『弱酸性』らしいっちゃらしいですが!
さておき!
全キャラ、もとい全選手の活躍が楽しみなのが~?
ってことで、スターダムトーク、開幕ッ!!
6月9日の北海道大会、夜の部ではハイスピード王者の葉月が防衛戦!
毎回10分以内に防衛することを掲げている葉月ですが、
今回なんと2分46秒という驚異的なタイムでスリーカウント奪取!!
短時間の名勝負という新たな価値観を生み出す王者、
つぎの挑戦者には当日復帰したAZMパイセンを逆指名!
いやこれも名勝負待ったなし! 生で観たいなァー!!!
しかし最大の観たい試合は!! 6月30日のロンドン大会にて!!!
岩谷麻優VS花月というゴールデンカードが!!!!
でもさすがにロンドンは厳しい!! でも観たいんですy【編集コースター】
編集U「 勝 手 に し ろ !!!」
ま、まずパスポートすら、持っていな、い……!グシオンッ
【6月は3回更新!】 †
コラムで取り上げてほしいキャラ、行ってほしい特集はいつでも募集中! 「この騎士ってどんな活躍したんだろう?」 「この妖精って元ネタあるのかな?」 「SRSと編集Uの考える○○ベスト5ってどんな感じ?」 などなど、『乖離性』で攻略に関係ない疑問があれば当コラムのコメント欄へ書き込んでください! SRSが可能な範囲で調べて取り上げます! 皆さまのコメント、お待ちしています! |
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