編集部コラム/駆けろランスロット！VSタークィン！！（前編）

書き手：垂直落下式しゃれこうべライターM

う～むむむむ……！！

いやね、僕は岩谷麻優推し、編集Tは紫雷イオ推しなんですが
やはり宝城カイリも美しいですね……！！

カイリは試合で鬼気迫る表情とともに見せる、その情熱(ぱっしおん)も素晴らしいのですよ！！

ああ、それに比べて僕ときたら……。
コラムを書けども書けども生活は楽にならず……そっと手を見るばかりでｓ【編集ナックル】

編集T「プロレスのチケット買いすぎなんだよ！！」

演劇も観まくりですけどね！ってなことで週刊しゃれこうべ！
総合芸術ならプロレス推し、SRSライターMです！！

今回は息子の登場までは最高の騎士の名を欲しいままにした男、
ランスロットの冒険をご紹介しましょう！

そして今回はなんと！
2週にわたってお送りする前後編！
それではさっそく、今週は前編ですよッ！！

【目次】

• クィンクィンタークィン
• 第1章 略奪のタークィン
• 第2章 けっこう強いぞエクマリ君
• 第3章 囚われのランスロット
• 第4章 とんでもランデヴー
• 次回予告
• あとがき

クィンクィンタークィン

円卓最強と呼ばれた男、ランスロット……その雄姿……。

は、おいておいて。

コラム的にはタークィンが初登場であります！

『乖離性』ではギャンブル好きなランブルさんとなっていますね！

強大な『外敵』同士を殺し合わせる事を目的に製造された騎士。
普段はそのスキルを磨く意味で、賭博形式の闘技場の主を務めている。
（【騎士】第二型タークィン、キャラ詳細より）

博打の借金は博打で返すのが私のモットーなの。
（【博徒伝説】未来型タークィン、進化合成時）

編集T「勝たなきゃ誰かの養分……。
それはブリテンも編集部も変わらない……」

賭博編集録みたいなこと言わなくていいですから！！

さて、『アーサー王物語』ではもちろん男なタークィンですが、
物語では、とある城での馬上試合で兄弟のカラドスを殺されてしまいます。

そしてカラドスを殺した騎士こそ、円卓最強マン、ランスロットなのです！
今回はそんなタークィンとランスロットの因縁のお話です！

ちなみに今回のお話は物語内でのタイミングで言うと、
ペリアスの寝取られ話のしばらくあとのできごとでございます！

第1章 略奪のタークィン

それはランスロットが従兄弟の騎士ライオネルとともに旅に出ていたときのこと。

しばらく馬を進めたところで、
「ちょっと眠くなってきたので休憩しよう」とランスロットが提案します。

それもいいか、とライオネルが馬を近くの木につなぎ
ランスロットのほうを見やると、ランスロットはすでに爆睡。

編集T「寝るの早ッ！！」

最強の騎士たるもの、寝るのも最速ですよ！

ライオネルが木陰で休んでいると、
遠くから3人の騎士と、それを追うひとりの騎士が駆けてきます。

3人の騎士を追う“その騎士”は強く、
3人に追いつくと速攻で彼らをシバき、縄で縛り上げてしまいました。

この騎士と手合わせ願いたいと思ったライオネルは、
眠るランスロットを起こさないよう、静かに“その騎士”のもとへと向かいます。

さて、“その騎士”という書きかたもまどろっこしいので、
彼の正体を明かすことにしましょう！

編集T「絶対タークィンだろ」

正解ですよッッ！！！

ランスロットの対抗馬として出てくるだけあり、
彼もまたけっこうな腕前の騎士なんですよ！

ということで、物語へ戻りましょい！

さて、タークィンに追いついたライオネルはさっそく勝負をしかけます。
が、タークィンは強く、ライオネルを秒殺してしまいました。

編集T「そんな強いんか」

けっこうな腕前と言ったでしょうに！
あ、秒殺とは言っても気絶しただけですけどね！

結果、ライオネルはほかの3人の騎士ともども、
タークィンの城の牢屋にブチ込まれてしまいます。
しかし、そのあいだもランスロットは眠ったままでした。

編集T「起きろよ！」

ここでちょっと場面が変わり、ランスロットの弟、エクタードマリスの登場です。

第2章 けっこう強いぞエクマリ君

「僕を置いていくなんて、ランスロット様もひどいなあ」

と、エクターはランスロットを追って旅をしていました。
そして立ち寄った森林で、彼は奇妙な光景を目にします。

森の奥に進むと、木々の枝に多くの騎士の盾が吊るされているのです。

しかもそのなかには、エクターがよく知る円卓の騎士、
ライオネルの盾もありました。

編集T「お、ライオネルの盾があるということは……」

騎士たちから盾を奪って木に吊るした犯人は一目瞭然！
そう、タークィンでございますね！

ところで、この未来型タークィンの持っている武器ってムチ的なものなんですかね……？
それはさておき！

仲間の仇討ちをせねば、と決意したエクターが
盾とともに吊るされていた金属の鉢を打ち鳴らすと、
その挑戦を受けるように、タークィンが現れます。

エクターはタークィンに槍を投げ、痛手を与えますが、
馬ごと突進してきたタークィンのラリアットによって落馬し、
ついにはタークィンに捕らえられてしまいました。

編集T「ラリアットだァ？」

本当にそれっぽい記述はありましたから！

「この12年、あんたほどの腕の奴とは会ったことがないよ。
どうだい、命は助けてあげるから、一生私の捕虜にならないかい？」

エクターの腕前に感心したタークィンはこう言いましたが、
彼がこれを拒否するとタークィンは彼の鎧を奪い、牢にブチ込みました。

そして牢の中でエクターはライオネルと意外な再会を果たし、
もはやランスロットが来なければ助かるまい、と嘆くのです。

囚われの騎士が助けを願うランスロットですが、
じつはまだ木陰ですやすや寝ております。

編集T「さっさと起きろよ！！！」

第3章 囚われのランスロット

仲間が牢に入ったことも知らず、
ランスロットがひたすら爆睡していると、
そこに4人の高貴な女王たちがお供の者とともに通りがかります。

彼女たちは、木陰で眠っているランスロットに気づくと
彼を自分のものにしようと、言い争いを始めます。

すると4人の女王のうちのひとり、モーガンが口を開きます。

編集T「ん？ちょっと待てモーガンてあのモーガンか！」

さよう！
『乖離性』では魔女の三姉妹でおなじみのモーガンです！

「私の魔法でランスロットを眠らせて、
とりあえず私の城に連れ帰っちゃえばいいじゃない。
それで誰を愛人にするか選ばせればいいだけの話よ」

編集T「さらっとスゴいこと言ってるな……」

彼女からすれば騎士ひとりを眠らせるなんぞお茶の子さいさいしーですよ！

ということで、モーガンの魔法によってさらに深い眠りに落とされたランスロット。
そのままモーガンの城の牢に入れられ、そこで目を覚まします。

牢の外にはモーガンをはじめとした4人の女王がおり、
目覚めたランスロットに選択を迫ります。

「ランスロット、私たち4人のなかから誰を愛人にするか選びなさい。
さもなきゃアンタはここで寂しく死ぬだけよ」

編集T「交渉が強気すぎんだろ！」

どこぞの悪魔超人編集か！
ってなもんですｙ【編集チョップ】

モーガンの問いに、ランスロットは答えます。

「私が愛し、仕える貴婦人はグィネヴィア様ただひとり。
そなたら魔女を愛したりするものか！」

編集T「お、言うね～」

これで愛した相手がアーサー王の妃でなければ完璧でしたね……！

ランスロットの意思が固いと見ると女王たちは去り、
その後ひとりの乙女が彼に食べ物を運んできました。

バグデマグス王の娘だと名乗る彼女は、
「父を助けると約束するなら、あなたを逃がす手伝いをしましょう」と言うのです。

バグデマグスと言えば！
ガラハッドの白い盾の話で死にかけたあの男ですね！

編集T「あ～、プレイ初期には見かけたなあ」

は、を強調しないでくださいよ！
実際もう見かけませんけど！

で！

ランスロットは乙女の提案を即オーケーし、
彼女の助けを借りて、次の日の明け方に城を脱出するのでした。

そして、しばらく馬を走らせたランスロットは
そこで見つけた天幕(テント)でひと休みすることにしました。

さて、誰のものとも知らぬ天幕に勝手に入って休憩するわけですが、
これがまさかあんな事態を招くことになろうとは……。

第4章 とんでもランデヴー

ランスロットが天幕に入り、ぐっすりと眠ると、
天幕の持ち主である騎士、ベルースが帰ってきます。
しかしこの男寝てばっかですね。

天幕を愛人との逢引きに使っていたベルースは、
ベッドに人がいるのを見ると、これを愛人と勘違いします。

編集T「うわぁ誰得な展開」

「待たせたね～、子猫ちゃぁ～ん」

ベルースがベッドで眠るランスロットの身体をまさぐると
あまりに不快な感覚にランスロットは飛び起きます。

「ギャーッ！！！なんだ貴様は！！」

相手が愛人どころか屈強男子だったことにベルースもびっくりです。

「ウゲェーーー！！誰だ貴様ァ！！」

編集T「馬鹿かこいつらは！」

驚いたふたりはお互いに剣を手にしますが、
一瞬早くランスロットの剣がベルースを貫き、彼に重傷を負わせます。

「ま、待て、この天幕は私のもので、私は今日ここで愛人と落ち合う予定だったのだ」

ベルースがそう説明すると、ランスロットも納得し、
天幕に戻ったベルースの血を止めてあげました。

完ッ全にランスロットが悪いんですけどね！

編集T「愛人とランスロットを間違えるのもヒドいけどな……」

その後、遅れてやって来たベルースの愛人に
ランスロットはしこたま文句を言われ、
お詫びにベルースと彼の愛人を宮廷の大宴会に招待することにしました。

さて、とんでもない迷惑をかけた後、
ランスロットは約束通り、バグデマグスを助けに
彼の城へと向かうのであります！

どのような冒険がランスロットを待っているのか！？

～ 後編に続く ～



「あれ、ここでおしまい？」
「いつもより短くない？」

「手ェ抜いてない？？」

と思ったそこのアナタ！
じつは今回のお話、そのまま書いたら文字数が10000字超えの大長編になりまして！

あまりの長さにキレた編集Tに
「真っぷたつにするぞテメエェーーッ！！！」
などと言われてしまったのです……！
ゴルロイスかあんたは。

そこで、それを受けてワタクシ、
今回はまさに文字通り真っぷたつの前後編としたのであります！

お、これはけっこうウマイこと言いましたね！
いやいや、そんな褒めないでくださいよ～！

……いつもの突っ込み（物理）がこないぞ……？
どこに行ったんだあの悪魔超人は……？

んん？なんかこの先に妙な気配が……。

次回予告

編集T「バグデマグスのもとへと向かったランスロット！

そこで彼が耳にしたのは、
円卓の騎士が悪漢に加勢しているという衝撃の事実！

ランスロットの剣が、拳が、敵の騎士たちをなぎ倒す！

果たしてライオネルとエクターは救出されるのか！？
というかタークィンはどこに行った！！

次回、
“駆けろランスロット！VSタークィン！！”後編！！

来週も、編集編集(サービスサービス)ゥ～！」


……急に何をしてるんだこの悪魔は……！？

あとがき

ということで、なんか最後に変なノイズが入りましたが
次週に続く！ということでありますね！

お願いですからコメントでのネタバレは勘弁ですよ！！

しかし後半のギャグ展開は本で読んでも笑っちゃいましたね！
それでキレて相手を刺しちゃうランスロット、アウトローっすね～……。

さーてそして本日（2016年2月7日）は！
新木場は1stRINGにてスターダム観戦ですよッ！

スターダムVS世界選抜の幕開けとなるこの大会！
果たして世界各国から集まった強豪に勝てるのか！？

体重100キロの巨体を誇るバイパーが大暴れか！
はたまた紫雷イオが後楽園ホールで襲われた借りを返すのか！

この週末、あなたは歴史の目撃者になｒ【編集みちのくドライバー】

編集T「黙って記事だけ書けや！！！」

い、いつの間に正気に……！

ところで、み、みちのくドライバーとは……バイパーの……得意……技……！
TAKAみちのくが開発した……シットダウン式のボディスラｍ【編集飛び膝蹴り】

編集T「寝てろ！！！！！」



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