編集部コラム/叛逆妖精再び!ボダッハ&ベトール!!
書き手:垂直落下式しゃれこうべライターM(Twitter)
爆熱の団体対抗戦!
見よ、仙女のリングは赤く燃えている!!
写真は先日のタッグリーグ戦のものですけどね!
大江戸隊の花月と葉月が他団体である仙女のリングで大暴れでしたよ!!
いやぁ~、アツかった!!
大ブーイングと大歓声が入り乱れる様はまさにプロレス!!
これこそ追い求めていた我が理想ky【編集デスバレー】
編集U「
げ、現実の合間に夢を見てもいいでしょうに……!
さァておき!!
2018年も残り50日を切ってて戦慄! 週刊しゃれこうべ!!
11月16日の仙女大会名場面では岩田美香の覚醒推し、SRSライターMです!!
ランキング回を挟んで帰ってきたエピソードトーク!
今回は前々回に触れた『叛逆性』勢妖精の続きとして、
ボダッハ、あーんどベトールに触れていきましょう!!
尺が不安なふたり、いかに話を広げられるのやら!!
【目次】
ボダッハHaaaan!!! †
まずご紹介しまするは、ボダッハ!
ゴスっぽい服装がイエスですね!!
さてこちらのボダッハ、ケルト系の言語であるゲール語で老人を意味する言葉!!
編集U「ロr……、でもないから純粋なバ〇アってことか……!」
ま、まぁ名前の通りに老人かどうかは分かりませんから!
ボダッハはバグベアやバッグと呼ばれる存在にあたり、
いわゆるいたずらっ子への脅し文句として使われる存在だったそうな!
ボダッハは煙突から降りてきて、悪い子供をさらっていってしまうと言われていたらしいですね!
編集U「子供を躾けるため……、もったいないお化け的なやつか」
もったいないお化けっていまでも通じるんですかね……!
ボーギーとボギー †
ちなみに、ボダッハのような比較的害の少ないものや、
恐ろしくともまだマシな悪魔、妖精の類はボーギーと呼ばれています!
『乖離性』に登場している妖精で言えば、
ブラウニーのなかでのいたずら好きなものはボーギーに分類されるそうな!
編集U「めちゃんこ懐かしいな」
何せ初の妖精回で扱っていましたからね!
なんとコラムで登場したのは2016年の4月ですよ!
ついでに例を挙げると、ベッグパウラーもボーギーに入るとか!
編集U「また古いのが……。こいつはどんな妖精なんだ?」
非常にシンプルですよ!
川に近づいた人間を水中に引きずり込み、
川底で溺死させるか、人肉をいただきますしちゃうそうな!!
編集U「まだマシとは」
人命に関わったらもうアウトな気がしますけどね……!
『乖離性』でもセリフがナチュラルキラー感あってヤバいですね!
昔の人は、水の中で息を止めていられたよ。魔法みたいな道具で一緒に潜ったよ。
どうして今の人はできないのかな……?
(【深海の妖精】ペッグパウラー、ダウンロード中)
どこまでも沈んで。潰されるまで。
(【深海の妖精】ペッグパウラー、スキル発動時)
編集U「完全に何人か殺ってるだろ……!」
で、そんなボーギーよりもタチが悪い悪魔や妖精たちは、
ややこしいのですが、ボギーと呼ばれております!
編集U「誤植レベルの差だな……」
コラムで紹介してきたなかでは、ナックラヴィーやバーゲストがボギーに分類されるそうですね!
むしろバーゲストのエピソードでは誰も死んでいないんですけどね!
それはさておき、ついでにボーギーのプチエピソードをご紹介しておきましょう!
これを見ると、ボーギーがあまり恐ろしくはない部類というのにも納得……?
刈り取るボーギー †
昔々とあるところに、ひとりの農夫が住んでいました。
ある日、その農場にひとりのボーギーがやってきます。
農夫のもとへとやって来たボーギーは、出し抜けに言いました。
「おい、この畑は俺のものだ」
編集U「唐突ゥ~」
農夫は当然不当な発言に顔をしかめましたが、
長い議論の末、畑を使うのは農夫、収穫はボーギーと分け合う、ということになりました。
編集U「え、畑仕事を農夫がやって、ボーギーはもらうだけってことか?」
そう、どう考えても農夫が大損、なのですが……!
さて、農夫とボーギーの協議が終わってから迎えた初めての春。
農夫はボーギーに尋ねました。
「お前さんはどっちを取るね、上かね、下かね?」
ボーギーは答えます。
「下を取るよ」
そこで、農夫は畑に小麦を植えました。
ボーギーは小麦の下、つまりは刈り取られた茎と根っこだけをもらうことになったのです。
編集U「あぁ、そういう……」
翌年、ボーギーは上をもらうと言いました。
すると農夫はカブを植え、またもボーギーはまったく得をできません。
さらに翌年、このままではかなわんと思ったボーギーは、農夫に言いました。
「今年は小麦をまけ。収穫のときに刈り入れ競争といこう。
勝ったほうが総取りってルールでな」
「よしきた」
ふたりは畑をふたつに分け、互いの陣地を決めました。
普通に競えばすばしっこいボーギーが有利ですが、農夫はとある細工をします。
小麦が実る少し前に、農夫は鍛冶屋で細い鉄の棒を何百本と注文し、
それをボーギー側の畑一面に突き刺しておいたのです。
編集U「うわずっこ」
おかげでボーギーは鎌を振るたびに鉄を打つことになり、
1時間もすると鎌はボロボロ、もはやバターすら切れそうにありません。
編集U「相当馬鹿だなコイツ」
結局、ボーギーは勝負に勝てず、それっきり農夫の邪魔をすることもありませんでしたとさ。
~ めでたしめでたし ~
編集U「まぁ確かに、このレベルだったらあんま怖くないな……」
ベトールでござーる †
さて、おつぎはベトール!
あんまり耳慣れない語感が逆に耳に残りますね!
さてこちらさんですが、なんと妖精ではあっても妖精ではありません!
編集U「などと意味不明な供述をしており……」
話を聞きなさいな!!
『叛逆性』では妖精として登場していますが、
元ネタは妖精の類ではありません、ってなことですよ!!
いまさら珍しい話でもないですけどね!
ベトールの元ネタと思われるのは、
“オリンピアの天使”と呼ばれる7人の天使のひとり!
7天使はそれぞれ星を支配しているそうで、
それぞれの名前と対応する星は下記の通り!
・アラトロン:土星
・ベトール:木星
・ファレグ:火星
・オク:太陽
・ハギト:金星
・オフィエル:水星
・フル:月
果たして残りのメンツも『叛逆性』に出てくるのか……?
というかアニメを見逃していたので、もしかしてすでに出ている可能性も……!?
ちなみに、オリンピアの天使の名はグリモワールなどの魔術書に登場するそうで!
そう言えばグリモワールも何気にカード化されていますよね!
グリモワール、魔術書の類で有名なのと言えばね!
まあ、アレですよね!
『ソロモンの鍵』とかね!
いやまあ深い意味はないんですけd【編集本の角落とし】
か、角はマズいですって……!
編集U「それよりベトールになんかエピソードはないんか」
いやぁ~、あくまで名前が挙がっている程度ですからね~!
豆知識を加えるなら、オリンピアの天使はオリュンポス十二神が元になっているとかで、
そちらでベトールと同じく木星に対応しているのは、なんとゼウス!
ギリシア神話の主神と同じ星に対応しているとなると、
ベトールもそれなりに重要なキャラになるんじゃないか、とか考えちゃいますね!
おまけの豆知識 †
ところでですね!
『叛逆性』勢のセリフに“プリドヴェン”というワードが出てきますよね!
プリドヴェンの妖精は、貴重な存在よ。使いこなせないなら、自分を呪うことね。
(【ドS眼鏡妖精】叛逆型ベトール、ダウンロード中)
プリドヴェンの妖精たるもの、ほう・れん・そうは完璧よ。
え、備蓄が足りない……? なんで早く言わないのよー!
(【ドジっ子妖精】叛逆型ボダッハ、ダウンロード中)
プリドヴェンの妖精の誇りを胸に!
ナックラヴィ、張り切って参りますっ! 一緒に頑張りましょうね!
(【天真爛漫妖精】叛逆型ナックラヴィ、ダウンロード中)
“プリドヴェンの妖精”と言っているのと、
団長の紹介文で“エージェントの行動記録をプリドヴェンに報告して”とあるので、
『叛逆性』勢の本拠地的なものと思われます、が!
編集U「が?」
今回チラッと調べてみたら、何気にこれも『アーサー王伝説』と関係あるワードっぽいですね!
ケルト神話を記した『マビノギオン』では、同名の船が登場し、
それが『ブリタニア列王史』ではアーサー王の持つ盾に変わっていたとかなんとか!
破滅に向かう世界を救う、という目的を持った『叛逆性』勢の本拠地としては、
身を守る盾の名前を使うというのはなかなかピッタリな気がしますね!
編集U「ほ~。つってもエクスカリバーの鞘で傷が治るんだし、
盾なんかいらない気がしないでもないが」
ま、まぁその鞘も結局途中で湖の底に沈んじゃった訳ですしね……!
その懐かしいお話は2015年11月公開のモーガン回にてどうぞ!!
あとがき †
ってことで、今回は『叛逆性』勢妖精のお話でございましたよ!
意外と尺持ちましたね!!
編集U「ほぼ寄り道的な話だったのでは……?」
いつものことでは!
まぁそんな日もありますよね!!
ところで前回は特異型シェイクスピアを推している人がいましたね!
何気にビジュアルはけっこう好きですよ!
いっそ今度はシェイクスピアの元ネタ紹介とかもあり……!?
個人的には『マクベス』とか好きですね!
アレンジされたバージョンしか観たことありませんが!
同じくアレンジ版で言えば『真夏の夜の夢』もけっこう面白かったですね!
そして面白いものと言えばみなさんお察し!
1にも2にも3にもプロレス!!
すなわち、スターダムトークの始まり始まりィ~!!
今週はスターダムの大会がなくていと寂し!
だがしかし!
11月23日の後楽園ホール大会に向けて期待は高まるばかりですよ!
まず注目はこちら!
岩谷と同じくスターダム1期生ながら、じつに6年半ぶりの復帰ですよ!
タッグパートナーを務める岩谷ですが、星輝がいないあいだに培った実力を見せつけたいところ!!
そしてそして!
メインはタッグリーグを制した渡辺桃&林下詩美が挑むタッグ王座戦!
チャンピオンであるジャングル叫女と刀羅ナツコには初の防衛戦、勝利の女神がほほ笑むのはいずれか!!
久しぶりにタッグ王座戦がメインということもあって、
結果も内容も非常に楽しみですn【編集パワーボム】
編集U「しっかりカード紹介してんじゃねぇよ!!!」
さ、さらに鹿島沙希はマリー・アパッチェのハイスピード王座に挑み、
マリーの娘・ナツミはスターライト・キッドのフューチャー王座に挑戦……、
どの試合も……、見逃せ、ませ、ん、よ……!メリクリウスッ
【さァーて来週のコラムさんはァー?】 †
コラムで取り上げてほしいキャラ、行ってほしい特集はいつでも募集中! 「この騎士ってどんな活躍したんだろう?」 「この妖精って元ネタあるのかな?」 「SRSと編集Uの考える○○ベスト5ってどんな感じ?」 などなど、『乖離性』で攻略に関係ない疑問があれば当コラムのコメント欄へ書き込んでください! SRSが可能な範囲で調べて取り上げます! 皆さまのコメント、お待ちしています! |
過去のキャラコラム一覧 †
参考文献 †
ブリッグス,キャサリン編(1992)『妖精事典』(平野敬一・井村君江・三宅忠明・吉田新一訳) 冨山房.
前回のコラム
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