編集部コラム/メイン級のお通りだ！ファルサリア＆アーサー王！！

書き手：垂直落下式しゃれこうべライターM（Twitter）
編集：悪魔超人編集T（Twitter）

ッかー！
ムーチョ・グラマラス！！！

こちらは2016年7月3日に発売予定の紫雷イオの写真集第8弾！
『フォトリブレ59』の表紙ですよ！！

このせくすぃーさはまさに反則級！
いや、どっちかっていうと販促級ですｋ【編集ムーンサルト】

編集T「“ムーチョ”はスペイン語で“グラマラス”は英語だ！！！」

そこかよ！！
しかしまた漫画版『スク〇イド』みたいなツッコミを……。

編集T「いいからさっさと本編入れよ」

そうっすね！！！！

ということでまたまたたまた！週刊しゃれこうべ！
『スク〇イド』なら撃滅のセ〇ンドブ〇ット推し、SRSライターMです！

さあ今週は誰のエピソードトークか！
いま話題と言えば、ずばり花嫁姿の純白型が実装されたファルサリアでしょう！

……ただ、ファルサリアについてのみだとちょいと短いので、
今回はアーサー王についても触れていきますよ！！

あ、そうそう！

ファルサリアに触れる際に、メインストーリー第10章の内容を
若干ながらネタバレ？していますので、ネタバレが気になるお方は
メインストーリーを先にご確認いただけますと！

【目次】

• ファルサリアの元ネタは？
• 影が薄くても英雄ですよアーサー王！
• 聖剣その1：カリバーン
• 聖剣その2：エクスカリバー
• あとがき
• 【ネタ募集で募集したネタもそろそろ書きたい】

ファルサリアの元ネタは？

ということでまずはこちら！
ファルサリアのお話ですよ！！

コメントでも「元ネタはよ」の声が上がっていた彼女！
なんですが、エピソードはございません！！

元ネタっぽいものがローマ帝国の詩人ルカヌスが書いた（歌った）という
カエサルとポンペイウスが戦った内乱を描いた叙事詩、
『パルサリア（ファルサリア）』ぐらいしかなくてですね！

しかもここでのファルサリアは戦いが行われた場所の名前でして、
もはや生き物ですらないという！

しかしファルサリアは“人類の争いを見てきた”という設定ですし、
配信されたばかりのメインストーリー第10章ではケルト神話の神ルーフが使った兵器、
“タスラム”を引用（？）するかたちで使用するなど、“歴史”属性な感じはしますよね！

そんな彼女の名が内乱を描いた詩をもとにしているというのは、
我ながら元ネタとして信憑性が高いのではないでしょうか！？
称号も【伝承の妖精】ですしね！

余談ですが、クーホリンの父親でもあるルーフ、
ディアドラ＆ノイシュ回で登場した際にこんなコメントが！

「因みにデヒテラの話で出てきた太陽神ルーフというのは
ミリアサの妖精ルーのことだったりする」

いや～知りませんでしたね～。
コメントさんったらひゃくしｋ……じゃなくて博識ィ～！

編集T「むしろお前がちゃんと調べろ」

おっとそれは言わないお約束！！
で、話をファルサリアに戻しますか！

詩としての『ファルサリア』は、カエサルとポンペイウスの争いを描いたもの！
そしてこのカエサルは、英語読みで言えばシーザー！

そう！
シィィィィザァァァァァー！！！
今も我が心に……。

編集T「シャボンランチャーの使い手はしまっとけ！！！」

セリフ的にはクラッカー・ヴォレイの使い手ですけどね！
それはさておき、このシーザーも『乖離性』に登場していますよね！
例によって女体化ですけど！

シーザーと敵対していたポンペイウスは登場していませんが、
『ファルサリア』の作者ルカヌスと因縁浅からぬ仲にあった人物も『乖離性』に登場しています。

編集T「して、その名は」

【暴虐の圧政者】こと、ネロ皇帝！
もちろん歴史上のネロは男ですよ！！

こちらのネロさん、最初は詩人仲間としてルカヌスを気に入るも、
ルカヌスの才能に嫉妬する余り、最後はルカヌスに自殺を命じるという
困りものの皇帝様ですよ！

第10章にてファルサリア編はひと段落しましたが、
今後も彼女の出番があるならシーザーやネロとの絡みもワンチャン……？

というかメインストーリーと言えば、この新登場しそうなキャラたちは何者ですか！

ケルト神話か！引き続きケルト神話勢なのか！？

ケルト神話ならダーナ神族やらフィン・マックールなど、
候補になりそうな人物（？）はまだいますもんね～。

しかしこちらのキャラはセリフと見た目がコンスタンティンっぽい感じも……？

ストーリーの続きが気になっちゃいますよォォ！？

影が薄くても英雄ですよアーサー王！

さてさておつぎはアーサー王！
言わずと知れた『アーサー王物語』の主人公ですよ！

（『拡散性』の3人も入れるとスペースカツカツすぎるので割愛ですよ！）

そもそもアーサー王とは何者か、ですが
ざっくりと言えばこんな感じになります。

大陸に近い島国であるゆえに外部からの侵攻が絶えないブリテン。
さらに島内の国々も群雄割拠状態でグチャグチャ、
侵攻に備えるどころではありませんでした。

そんなブリテンで若くして王となり、戦いの末にブリテン諸国をひとつの連合王国にまとめ、
外敵からの侵攻を防ぐことにも成功した英雄！
それがアーサー王なのです！

編集T「1代にして統一国家……、三国志とはエライ差だな」

あちらは国土が広すぎますからね……！

と、そんなハイパーな英雄であるアーサー王ですが、
若くして王になった後は出番も減少、
さらには王妃となったグィネヴィアと騎士のランスロットが不倫する始末……！

編集T「むしろコラムだとアーサー王自身より
不倫話のほうが登場頻度高いしな」

いやあ、ネタになりますしね！
じゃなくて、まあまあ！！

ところでこの不倫話、グィネヴィアが責められることが多いのですが、
その背景にはアーサー王の強い冒険心があったという説もありまして。

編集T「ほほう」

当時のブリテンはまさに剣と魔法の世界！
勇敢な騎士として冒険に挑むことこそが男児の誉れ！

しかし、王としての責任を負ったアーサー王は冒険になど出れず、
彼の心には騎士たちが話す冒険への憧れが募るばかり。

冒険譚に夢中なあまり、妻グィネヴィアとの関係がおろそかになり……、
というのがグィネヴィアを擁護する解釈ですね！

編集T「まあこれなら同情の余地は……ある、か……？」

かろうじてギリギリ……？

さ、2キャラについて語ったところですし、
今回はこのへんで切り上ｇ【編集ラリアット】

編集T「お～いおいいつもの半分程度のボリュームで
同じ原稿料ガメようってか？」

……き、切り上げると、見せかけて～？

2015年10月8日発売の『別冊 ファミ通App Android』、
前回はこちらに収録したエピソードを掘り下げて再掲しましたね！

ならば今回は！
2015年12月10日発売の『ファミ通App NO.026 Android』！
こちらに掲載したアーサー王の剣のお話といきましょうや！！

聖剣その1：カリバーン

アーサー王の剣と言えば名高きエクスカリバーですが、
エクスカリバーはアーサー王にとっては2本目の剣なのです！
（ご存知の方も多いかと思われますが！）

アーサー王が最初に手にした剣の名は、カリバーン。
のちに騎士ガウェインに継承されたという説もありますが、
基本的には残念な最期を迎える剣であります！

それはまだアーサーが王になる前のこと。

父ウーサー王が魔法使いマーリンの助けを借り、
敵対していたゴルロイス王の妻イグレインを寝取ったことで
アーサー少年はこの世に生を受けました。

編集T「ゴルロイスェ……」

そしてマーリンの助言により、生まれたばかりのアーサーは
ウーサー王の部下エクターのもとで養育されることになります。

ちなみに、こちらのエクターはエクタードマリスと同名ですが、
まったくの無関係であります。

が、アーサーを養育したほうのエクターは、
のちにアーサー王の忠臣となる騎士ケイの父親だったりします！

と、それはさておき！

息子を部下に預けた後、ウーサー王は病に倒れ、
突如その命を落としてしまいます。

王が倒れたことで国中が騒然となりましたが、
ここで魔術師マーリンが王位を狙う将校たちに向けて、
クリスマスまでにロンドンに集まるようにお触れを出します。

そしてクリスマス、ロンドンの教会に集まった人々が目にしたのは、
ひとつの大きな岩、の上にある金床（鍛冶屋が使う台座的なアレ）、
その金床に刺さったひと振りの剣でした。

いわく、この剣を抜けた者こそがつぎの王に相応しいというのです。

集まった人々は我先にと挑戦しますが、引けど引けども剣はびくりともしません。

アーサーの養父エクターの息子、ケイ少年も剣を抜こうとしましたが、
やはり剣が抜ける気配はありません。

ところが、ケイよりも年の若いアーサーが剣を握ると、
ケイたちが苦戦したのが嘘かのように、するりと剣は抜けました。

アーサーが抜いてきた剣を見て驚いたケイですが、ここで妙案を閃きます。

「これで俺が剣を抜いたことにすれば、俺が王様になれるんじゃね？」

編集T「わぁズッコい」

お調子者的な性格は子供のころからなんですね……！

そしてケイはドヤ顔で父エクターのもとへ剣を持って行きましたが、
エクターはケイが抜いたものでないことをあっさり看破。

その剣をもとの金床へ戻すと、再びアーサー以外には抜けない状態になり、
王位を求めて集まった人々の前で剣を引き抜いたことで、
アーサーは若き少年でありながら、王位に就くことになったのです。

で、言うまでもありませんが、ここでアーサーが抜いたのが
カリバーンと呼ばれるアーサー王第1の剣であります！

そのカリバーンがこの後どうなったかと言うと……？

聖剣その2：エクスカリバー

こちらはアーサー王が王となってちょいと経った後のお話！

ある日、アーサー王の宮殿にひとりの騎士の従者が現れて言いました。

「森の湧き水のそばにいる騎士との戦いに敗れ、
我が主人は命を落としてしまいました。
王よ、どうか我が主の仇を取ってはいただけないでしょうか」

すると、その場にいた騎士たちは我こそが、と声を上げます。
そして、いまだ従者の身分であった、アーサー王と同い年のグリフレットも立ち上がります。

「王よ、どうか私を騎士に叙し、私がこの冒険に挑むことをお許しください！」

聡明な読者の皆さまならお気づきでしょうが、
例によって例のごとく、グリフレットも物語では男であります！

グリフレットの言葉を受け、アーサー王は彼を騎士にしました。
しかし、グリフレットが冒険に出る際、ひとつの条件を出します。

「グリフレットよ、この冒険で命を落とすことは許さぬ。
件の騎士と戦ったならば、その勝敗に関わらず私のところへ戻るのだ」

あいわかった、と勢いよく森へ飛び出したグリフレット、
森にいる件の騎士を見つけ、戦いを挑みますが、
ワンパンで重傷を負わされてしまいます。

編集T「グリフレット弱すぎるのでは」

いやあどちらかというとこれは相手が悪いんですよね～。
というのもこの件の騎士というのが、ペリノア王だったのです！
言うまでもなく『乖離性』では女体化されていますね！

ペリノアさん、『アーサー王物語』初期では
かなり最強に近い戦闘力を持っていまして、
騎士になりたてのグリフレットが敵う訳もないのでした。

重傷を負ったグリフレットでしたが、
ペリノア王の温情によって馬に乗せられ、運よく宮殿に帰還。
治療を受けて一命は取り留めました。

血にまみれたグリフレットを見たアーサー王は激怒。
そのままペリノア王のいる森へと向かいます。

怒りに震えるアーサー王はすぐさまペリノア王との戦いに挑みました。

馬上の槍を使った戦いでは、1度はお互いの槍が砕けて引き分けになるも、
槍を持ち替えた2度目の激突で、アーサー王は馬から叩き落されてしまいました。

編集T「けっきょくアーサー王も弱かったか……」

だから相手が悪いんですって！！
ペリノア王以外が相手なら（基本的には）いい戦績なんですよ！

馬から落とされたアーサー王が剣（カリバーン）を抜くと、
地上に立つ相手を馬上から倒しても誇りにはなるまい、と
ペリノア王も地上に降り、剣を構えます。

そしてふたりは切り結びますが、何度目かの剣戟の後、
ペリノア王の一撃がカリバーンをへし折り、その切っ先を弾き飛ばしました。

「さあ、貴様に残された選択肢はふたつ、
臆病な敗北者として降参するか、その命を捨てるか」

そう言うペリノア王に、アーサー王は応えます。

「死が私のもとに訪れるのならば、臆することなく受け入れよう。
だが臆病者の汚名を浴びるとなれば、それこそ死んだほうがマシというものだ」

編集T「おお～、なかなかに言いよる」

で、この後マジで首を切られる5秒前、いわゆるMKK5になるのですが、
アーサーのピンチに駆けつけた魔法使いマーリンの魔術によってペリノア王は気絶し、
アーサー王はなんとか難を逃れることとなります。

剣は折られるわボコボコにされるわで心も折れかけのアーサー王でしたが、
マーリンの案内によってとある湖へと出向き、
そこで湖の乙女からひと振りの剣を授かります。

そう、この剣こそが、かのエクスカリバーなのです！ﾊﾞｧｰﾝ

ところで余談ですが、湖の乙女と言えばニムエ！

ニムエのほかにもヴィヴィアンやらエレインなどの名もあり、
湖の乙女がそもそもひとりなのか複数なのかが謎ですが、
いわば妖精とも言える異界の住人であります！

湖の乙女はエクスカリバーをアーサー王に渡す際、
「願いをひとつ叶えてくれること」を条件に出したのですが、
この願いの内容はベイリン回で確認できますよ！

さて湖の乙女がもたらしたエクスカリバーですが、
これが有名なだけあってなかなかのチート武器！

その刃は目もくらむばかりに輝き、また切れ味もすばらしく！
しかしながら、何よりチートなのはその鞘の力であります！

鞘には持ち主が受けた傷をほぼ受けた瞬間に癒すというぶっ壊れ再生能力があり、
この鞘のおかげでアーサー王は以降、無敗を誇る王となるのです！

編集T「影は薄いけどな」

それは言わないであげてッ！！！

～ おしまい ～

あとがき

はい、ということで今回はファルサリア＆アーサー王回でした！
唐突にメインキャラ回でしたね！

編集T「本題のはずのファルサリアのほうが短いというのはいかに」

アーサー王が相手ですからね！
仕方ないね！！

ところで、エクスカリバーのチート鞘ですが、
この鞘を盗まれるというトンデモな事態も発生しています！
そのお話は2015年11月のモーガン回にて紹介していますので、そちらもﾁｪｹﾗｰｩ!!

さて、じゃあそろそろね、いつものいきますか……！
スターダムトークってやつにね！！！

本日6月26日は約1ヶ月ぶりとなる新木場大会！
注目はメインの6人タッグ戦！

紫雷イオ＆宝城カイリ＆美闘陽子の3人に対するは！
大江戸隊のリア・ヴォーン＆ディオサ・アテネア＆クリス・ウルフ！！

個々人の実力としてはイオ組に分がありますが、
タッグ戦における最大の問題はチームワーク！

大江戸隊の3人は6月16日の後楽園大会でも勝利を収めており、
勢いは十分であります！

さらに同大会では大江戸隊の参謀木村響子＆若頭花月が、
サンダー(紫雷イオ)ロック(岩谷麻優)からタッグ王座を強奪しており、
ユニットとしてもまさに絶好調！！！

対するイオ組はと言うと、美闘の復帰があまり歓迎されていないとの噂もあり
コンビネーションに不安が残るところ！

美闘が復帰した後楽園大会のこの写真を見ると
確かにまだ美闘がなじんでいないような……？

というか表情がすごいことになってるぞ岩谷ィィー！！！
（直前にタッグ王座を獲られたせいもあるんでしょうが）

美闘の今後を占う意味でも本日のメイン戦には注目ですｙ【編集ハイキック】

編集T「たまにはプロレス抜きで喋れねぇのか！！」

ぷ、プロレス抜きの僕のコラムだなんて、あなた、
そりゃもう……、肉抜きの青椒肉絲(ﾁﾝｼﾞｬｵﾛｰｽ)です、よ……！！！ﾃﾞｨﾊﾞｲﾀﾞｯ

【ネタ募集で募集したネタもそろそろ書きたい】

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