編集部コラム/受けよ我が正義の鉄槌！激情のガヘリス！！

書き手：垂直落下式しゃれこうべライターM（Twitter）
編集：悪魔超人編集T（Twitter）

大江戸隊！
勝　　　！
利　　　！
！！！！！

なんとなんと！
防衛歴10回の絶対王者、サンダー(紫雷イオ)ロック(岩谷麻優)を破り！
リアルワイルドハント木村響子＆花月の大江戸隊がタッグ王座を強奪ッ！！

岩谷ファンとしては涙ちょろちょろですが、
大江戸隊ファンでもある僕としては
今後の混沌とした展開にも期待ですね！！

ところで大江戸隊って音的に
♪O･EDO 優しい女(おなご)が眠る町(まぁち)！
って感じがしますｙ【編集エルボー】

編集T「カブキロックスとか伝わる訳ねえだろ！！」

HAHAHA!!
かくいう僕も世代ではないんですがね！
さ、茶番はさておき本編いきますか！

早くも暑さで寝つきが悪い！週刊しゃれこうべ！！
反則行為なら凶器攻撃推し、SRSライターMです！

さあさあ梅雨前線が迫る昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか！
今回は平常運転のエピソードトークであります！

して誰のお話か！
ずばり！ガヘリスであります！！
2015年10月8日に発売した『別冊 ファミ通App Android』に掲載したお話の掘り起こし的な感じでいきますよ！

【目次】

• 第0章 次男？三男？のガヘリス
• 第1章 血の因縁
• 第2章 不名誉からの解放
• 第3章 復讐、完了
• あとがき
• 【ネタ募集は正義】

第0章 次男？三男？のガヘリス

さて今回扱いまするはガヘリス！
皆さんご存知、ガウェイン4兄弟の一員であります！

蹴球型では【正義の得点王】、可憐型では【正義の女傑】と
ジャスティス推しな称号でもおなじみのキャラですね！

また、ガウェイン4兄弟と言えば
長兄のガウェインは物語に頻繁に登場し、
末弟のガレスも主人公となるエピソードがあったりする有名ブラザーズ！

しかしガヘリス、アグラヴェインのふたりは脇役としての出番はあれど、
主役として活躍するようなお話がないんですね～。

しかも挙句の果てにどっちが次男でどっちが三男なのかも分からんという……！

編集T「なんという不遇」

ということで今回紹介するお話においても出番はそこまで、ですが！
そんなガヘリス、生まれはなかなかに高貴！

過去にもご紹介しました通り、
ガヘリスたちの父親はロット王、母親はモルゴースとなっております！

編集T「んでのちにモルゴースは異父弟のアーサー王とのあいだにモードレッドをもうける、と」

さようさよう！
よくお覚えで！
そこは今回関係ないですけどね！

と、家族構成を確認したところで！
それではガヘリスエピソード、参りましょう！

第1章 血の因縁

アーサー王が若くして王となった際、
「そんな若造が王だなどと認められるか！」
と、ロット王を含め、多くの王がアーサー王に反発しました。

ロット王らのアンチアーサー王連合軍も強大でしたが、
アーサー王は数々の騎士たちの力を借り、彼らを撃退します。

連合軍の王たちがアーサー王に降伏するなか、
ガウェインたちの父、ロット王はアーサー王に協力していたペリノア王の手により命を落としました。

やがてアーサー王は連合軍を征服し、
後世にまで語り継がれる王国を築き上げることとなります。

さて、ロット王の息子であるガウェインたちも
やがてはアーサー王に仕える騎士となるのですが、
ロット王の妻、モルゴースはこれをよしとはしませんでした。

編集T「モルゴースからしたらアーサー王は
父親のゴルロイスを殺したウーサーの息子だもんなあ」

はい、よくゴルロイスのくだりで暴走を我慢できましたね！

そう、ウーサーのおかげで父も母も王族という地位も失った彼女、
当然ながらウーサーとアーサー王のことは憎んでいる訳ですよ！

編集T「しかしガウェインたちはアーサーを憎んではなかったのか」

直接殺したのはあくまでペリノア王ですからね！
そこらへんは母モルゴースとは考えかたが違っていたようです！

ちなみに現状を相関図にするとこんな感じに。

編集T「カオス」

そして騎士となったガウェインは、のちに弟たちと共謀し、
父の仇であるペリノア王を暗殺します。

編集T「そしてまた唐突に死んだな……」

いやあこれがこの暗殺の描写があまりはっきりせずですね、
後々になって「ガウェインたちに殺されてました」的な書きかたなんですよ～。

とまあそれはさておき！

ガウェインたちが父の仇を討った一方で、
息子たちと疎遠になったモルゴースは、愛人を作り、
彼らとの愛に溺れる日々を過ごします。

彼女は複数の愛人を作ったといいますが、
夫ロット王の仇であるペリノア王の息子、
円卓の騎士ラモラックも彼女の愛人のひとりでした。

久々の登場！ラモラック！
過去にはニムエ登場回にて、ワンパン無双の大活躍でしたね！

余談ですが、無双をしたのはラモラックではなく兄弟のトールだという説もあります！
ラモラックとトール、さらにはパーシヴァルも、じつはともにペリノア王の血を引く兄弟なんですよね～。
（トールのみ別の母親から生まれていますが）

しかしこのラモラック、ランスロットやトリストラムに並んで
円卓最強の一角を担うと言われるほどの騎士なのですが、いまだにカードは第二型のみ……！

そろそろ新型ラモラック出してもいいと思うんですけどいかがですか岩野P！！
新型ラモラックって書くとキャデラックみたいですね！

さて！おき！
このラモラック、モルゴースへの愛情は相当なもので、
「グィネヴィア様がこの世でもっとも美しい」
と主張するメレアガンスと喧嘩になったこともあるほどです！

編集T「メレアガンスったらあのグィネヴィアを誘拐した男か」

その通り！
誘拐されたのはケイのせいですけどね。

ちょいと話がそれますが、余談としてふたりの喧嘩も紹介しましょう！

余談 この世でもっとも美しいのは誰？

ある日、ラモラックとメレアガンスが
モルゴースとグィネヴィア、どちらがより美しいかと言い争っていると、
そこにランスロットが現れてふたりの話を聞きます。

しかしまあ彼も相当にグィネヴィアLOVEだったので、

「んなもんグィネヴィア様が1番美しいに決まっとろーが！！」

とブチ切れ。

あわや決闘に発展するところでしたが、
ランスロットに同行していた騎士ブレオベレスによって仲裁されます。

「まあまあ、意中の相手がもっとも美しいと思うのは当然のこと。
なにもラモラックはグィネヴィア様を侮辱しているわけではありませんぞ」

これによって両者とも落ち着きを取り戻し、
大事には至りませんでした。

……というお話なんですが、いやぁ～。

編集T「どんだけモルゴースとグィネヴィアのこと好きなんだよ！！」

と、そんなこんなでモルゴースとラモラックの愛人関係はいい感じでしたが、
ガウェインやガヘリスたち兄弟は、
父の仇の息子であるラモラックが母親の愛人であることを嫌悪していました。

そしていよいよ彼らは行動に出るのですが、
ここで今回メインキャラのガヘリスさんからひと言！

第2章 不名誉からの解放

さてとある日、アーサー王の領地で槍試合が開かれました。
ランスロットやトリストラムなどのチート級騎士は出場していなかったため、
その試合ではガウェインやガヘリスたちが大活躍を見せます。

このままガウェインが優勝か、と思われましたが、
そこへ颯爽とラモラックが乱入。

ガウェインを馬から叩き落し、ガヘリスらほかの騎士たちも蹂躙すると、
さくっと優勝をかっさらってしまいました。

編集T「ラモラックも大概自由だな……」

しょ、賞賛を得たいのは騎士の本能みたいなものですし……？

しかしこのことでガウェインやガヘリス、
アグラヴェインはとうとう堪忍袋の緒が切れます。

編集T「ん、ガレスはそうでもなかったんか？」

ガレスは4兄弟の中で唯一まとも温厚な性格でしたので、
ラモラックに対する憎しみもそこまではなかったようですね！

ガウェインたちはうまいこと情報を操作し、
ラモラックがモルゴースのいる城へと出向くように仕向けます。

そしてその狙い通りにラモラックがモルゴースのもとに現れ、
ふたりがベッドでウフフしていたとき、事件が起きます。

突如扉が破られたかと思うと、ガヘリスが部屋に押し入り
ベッドにいたモルゴースの首を掴むと、引き抜いた剣でひと振りに彼女の首をはねます。

編集T「！？」

あまりにも急な出来事にラモラックが固まっていると、
母親の首を片手に持ち、かすかに笑みを浮かべながらガヘリスは言います。

「これで母上がこれ以上貴様のような男と関係を続けることはない。
そう、母上は解放されたのだ。
私たち兄弟に屈辱を味わわせるという不名誉からな」

編集T「やだこの人怖い」

第二型ガヘリスのスキル名“審判剣＝魔女破滅(ジャッジメントウィッチ)”は
このシーンがもとになっているっぽいですね～。

これにはさすがのラモラックもドン引き。
しかも彼は下着姿だったので、我が命もここまでか、と覚悟したのですが……。

「安心しろラモラック。
鎧も剣も持たぬ貴様を手にかけては騎士道に背くことになる。
いまはまだ貴様を殺しはしないさ」

そう言い残し、ガヘリスは去っていきました。

モルゴースはアーサー王の姉でもあったので、
その後、ガヘリスたちは当然のことながら
アーサー王や円卓の騎士たちから強く非難されることとなります。

編集T「……無防備な母親を殺すのは騎士道的にセーフなのか？」

そこは大いに疑問ですね！！
ガヘリスのこの行動はガウェインもさすがに予想外だったようです！

ちなみに、ガヘリスがモルゴースを殺害した理由としては、
父の仇である男の息子との不義に怒り狂ったあまり、
というのがどちらかというとメジャーなようですね！

しかし今回のように「不名誉からの解放」を謳うのも、
なかなか狂気に満ちていてインパクト強いですよね～。

さてそんなサイコ・ジャスティスのガヘリス！
当然ながらラモラックに正義の鉄槌を下さねば気が済まないのです！

第3章 復讐、完了

愛するモルゴースを失い、失意のラモラックは
しばらくのあいだ姿を消します。

しかし、騎士としての熱意に駆り立てられ、
彼はとある槍試合へと出場し、目覚ましい活躍をしました。

ところが、ラモラックにとっては不運なことに、
その活躍によってガウェイン、ガヘリス、アグラヴェインに見つかってしまいます。

そしてラモラックが槍試合に勝利し、
家路を辿って森を進む中、ガウェインら3人は一斉にラモラックに襲いかかりました。

円卓最強のひとりと謳われたラモラックですが、
さすがに3対1では多勢に無勢、ガヘリスたちの凶刃に命を奪われます。

編集T「騎士道とは」

復讐するは我にあり、ということで正当化できちゃうんですかね～。

ガヘリスたちがラモラックを殺害してしばらくののち、
ガヘリスとアグラヴェインのふたりは
とある町でランスロットと遭遇します。

ラモラックが殺害された噂を聞いていたランスロットは、
ガヘリスたちを糾弾するように言いました。

「ラモラックのような優れた騎士が卑怯者に襲われて死んでしまうとは惜しいものだ。
その場に私がいれば結果は変わっていただろうに」

しかしガヘリスとアグラヴェインは不敵な笑みを浮かべてこう返します。

「ふふふ、聞いたか。結果は違っていたそうだよ」

「フン、そうだな。結果は違っていただろうよ、ランスロット。
もっとも、貴様があの場に居合わせていたとて、
あの場に転がる死体がひとつ増えただけのことだがな」

そしてガヘリスたちは笑いながら、その町から去っていきました。

ふたりがランスロットの手によって命を絶たれるのは、
これよりもうしばらく後のことであります。

～ 終幕 ～

編集T「最後が険悪すぎる……！」

こうしてランスロットとガウェイン兄弟との仲は
けっこうマズいことになってしまったという訳ですね！

ガレスとランスロットはそう不仲でもなかったんですが、
結局のところガレスもランスロットによって殺害される、
というのがまたなんとも因縁深い……！

あとがき

ということで、今回はガヘリス回でありました！
まだまだネタ切れなんか起こしてませんよォッ！！！

いやあ、しかしガヘリス、
出番は少ないながらも母親殺しというのはすごいですね……！
しかも首をひと振りではねるとは、いやはや……！

そしてラモラックがですね、もっとこう、
カード増えないんですかね！！！強いのに！！！

編集T「早めに死んだせいかな……」
ペリノア王はもっと早く死んだんですがそれは。

さて本編にも触れたところでぇ～～！？
YES!ﾚﾃﾞｨｽｴﾝｼﾞｪﾝﾄﾙﾒﾝ!!

スターダムトークのお時間です！！

先日、2016年6月16日に開催されたスターダム後楽園大会！
これまたアツい大会でした！

まずは美闘陽子の復帰戦！

4年ぶりにリングに戻ってきた美闘ですが、
2冠王者の宝城カイリ相手にブランクを感じさせない大奮闘！
見よこのハイキックの迫力を！！！

美闘がいないあいだも戦い続けてきたカイリが意地で試合は制しましたが、
果たして美闘の復帰が今後どのような波紋を呼ぶのか……！？

編集T「おい！安納の話も忘れるなよ！！」

止めねえのかよ！！！

ということでもちろんこちらにも触れましょう！！
編集Tイチ推しの安納サオリのチャレンジマッチ！！

怪力に定評のある松本浩代との一戦！
安納は4の字固めや得意の連続フィッシャーマンで攻めるも、
松本の力業の前にあえなく轟沈……！

過去に行ったカイリ、イオとのチャレンジマッチに比べると、
ひたすら圧倒されてしまった印象ですが、
ここは安納の成長に期待したいところでｓ【編集フィッシャーマン】

編集T「この敗北が、いつか安納の糧となる……！！」

だ、だいたい同じこと言ってた、の、に……。ｻﾞｸﾚﾛｯ

【ネタ募集は正義】

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