編集部コラム/妖精4つ詰め!フェニックス、デュラハン、あんどもあ!!
書き手:垂直落下式しゃれこうべライターM(Twitter)
【悲報】岩谷麻優、左脚の負傷により
12月24日の後楽園ホール大会を欠場……!
お、おぉぉォ……!
今年の1月に復帰したばかりだというのに、なんたる悲劇k【編集膝十字固め】
編集U「その悔しさを執筆に向けるんだよォォーー!!!」
な、なんちゅー強引な方向転換……!
いつものことですけどォー!
今年の観戦予定もいよいよ残り2大会! 週刊しゃれこうべ!!
無理な出場よりも大事を取っての欠場推し、SRSライターMです!!
さァーてコラム年内はあと2回! あっと言う間の1年ですよ!
そして今回のエピソードトークはですね!
リクエストにもあった妖精回でいきましょうかと!!
フェニックス、デュラハンといった有名どころから、
ルサールカやグルアガッハなどのマイナーどころも押さえていきまっしょい!
【目次】
ザ・不死鳥 †
ってことで、約1ヵ月ぶりの妖精回、トップバッターはこちら!
不死の霊長・フェニックスでございます!
編集U「んまぁこりゃ有名も有名だよな~」
ゲームなんかでも登場しないほうが珍しいレベルですしね~!
しかしそんなフェニックス、エジプトのあたりに伝わる存在というのは知りませんでしたよ!
編集U「あ、そうなん?」
そうそう、さらにさかのぼると、エジプトの伝説上の鳥・ベンヌというのが、
フェニックスの元になっているのではないか、とのこと!
ベンヌは神々すら聞きほれる歌声を持っており、
登場する際は炎のなかから悠然と出てきたそうな!
編集U「炎要素はその時点であるのか」
そして『乖離性』のフェニックスですが!
まぁフェニックスと言えば赤系だよね~、などと思っていたんですけどね!
考えていた以上に配色の再現度にもこだわりが見えましたよ!
編集U「ほう?」
フェニックスの外見を伝えた文章によれば、
その姿は鷲に似ており、首の周りは金色、身体は紫、
そしてその尾は薔薇色の混じった青色をしていたそうな!
そして、はい!
編集U「首の周りの金が金髪、紫と青要素は服の帯紐(?)で再現されてんのか」
しかも、東洋版フェニックスとも言われる鳳凰よろしく、
裾のデザインが孔雀の羽根っぽくなっているところもポイント高いですね!
ちなみに、フェニックスは生後500年でその一生を終え、巣の中で自分を炎に包んで火葬します!
その後死体から出てきたウジのようなものが成長し、再びフェニックスとなる、ということで不死、再生の象徴となっています、が!
東洋版フェニックスと言いつつ、鳳凰のほうは火から生まれるという話はあるものの、
炎に包まれて再生したりはしないそうな!
しかしこう、500年に1回とか言うとアレですよね!
ちょうどこのあいだニコニコ動画で公式配信があったこともあって、
『シャーマ〇キ〇グ』を連想せずにh【ゴールデン編集斬舞】
編集U「はいつぎィーー!!!」
告死のナイト様 †
続きましてはまたまた超メジャー!
首なしと言えばこのお方、デュラハンです!!
編集U「フェニックスよりはさすがに劣る気もするが、まぁ有名だよな~」
デュラハンはアイルランドやイギリスに伝わる存在で、
コシュタ・バワーと呼ばれる首のない馬に引かれた2輪馬車に乗り、
自分の首を小脇に抱えているというじつに不気味なルックスの妖精でございます!
編集U「『乖離性』だとしっかり首ついてて驚いたけどな」
デュラハンなのに逆に首を外さないという発想!
これは登場当時はかなりおったまげましたね!
周囲に浮かんでいる謎ユニットが首の代わりということでしょうか!
口(?)が筒状になっているユニットは心なしか馬っぽいですよね~!
さてそんなデュラハンさん、存在としてはある意味バンシーに近く、
誰かが死ぬ前に出現し、その予兆を知らせる不吉な存在だったとか!
出現後は町中を馬車で走り回り、該当する家の戸を叩くデュラハン!
そして家の者が戸を開けてしまうと……!?
編集U「開けてしまうと……?」
桶いっぱいに溜めた赤い血をぶちまけられてしまうそうです!
編集U「伝えかたがクソ迷惑」
まぁぶった斬られるとか物騒な方法じゃないですし、これぐらいはね……?
むしろ設定で言うと『乖離性』のほうがヤバかったりしますけどね!
『断絶の時代』では終末医療を担当していた妖精。
不治の病に冒された者に対し、迅速かつ無痛で死を与えるために機能していた。
現代ではすでに治療法が確立されている病も未だに不治とリストに載っているため、
リスクのないはずの者にすら牙を剥いてしまう。
(【死兆の妖精】デュラハン、キャラ詳細より)
編集U「アカン」
『ミリオンアーサー』シリーズの妖精はさらっと怖い設定をブチ込んできますからね……!
ところで今回参考にした『幻想動物事典』だと、デュラハンの表記が違って驚きましたよ!
編集U「デュラハン、以外の書きかたとかあるのか……?」
ド ュ ラ ハ ン
編集U「絶妙に発音しづれぇ……!!」
妖精社畜譚 †
さて、メジャーから一気にマイナーどころにいきまして、
グルアガッハでございます!
編集U「あー、いた……、かな、うん……」
個人的には一時期メダルガチャからやたら排出されたイメージありますけどね!
それはさておき、グルアガッハはスコットランドに伝わる妖精でして、
ブラウニーのように農家のお手伝いをしてくれる存在だったそうな!
2016年4月のブラウニー回でも話に出ましたが、
グルアガッハもお礼に服をプレゼントされると、
それを別れの挨拶だと勘違いし、泣きながらどこかへ去って行ってしまうとか!
編集U「家事手伝い系の妖精はそれがデフォなんだな、やっぱ」
ときにはいたずらをすることもあるようですが、
ブラック企業も真っ青な真面目っぷりを発揮することもあるそうですよ!
編集U「ってのは?」
とある農家に住み着いたグルアガッハ、
彼女は毎晩、決まった量の麦を脱穀していたそうな!
しかしある日、農夫が麦を束ねておくのを忘れたため、
グルアガッハは倉庫にあったすべての麦の脱穀作業を進めてしまいます!
編集U「1日で全部片づける、は死亡フラグすぎる……!」
結果、夜通しひっきりなしに働いたグルアガッハは、
なんとまさかの過労死を遂げてしまったのでした……!!
編集U「フラグ回収しちゃったよ!!」
いやぁ、やっぱ仕事はほどほどが一番ですね!!!
編集U「お前は息抜きすぎだけどな?」
……さ、つぎいきますか!!!
またまた川辺より †
そして今回の妖精特集でトリを務めていただきますは~、ルサールカ!
涙目の、でも「豚は死ね」のブライトさんでもないですよ!!
編集U「うっっっすらと見覚えはあるような……」
出てきたのがけっこうな昔ですからね……!
ルサールカはロシアに伝わる妖精で、【水辺の妖精】という称号の通り、川や泉に住む水の精霊です!
人間の少女が川で溺れ死ぬとルサールカになるのだとか!
肌は病的に青白いが、髪は長く美しい、という伝承にもぴったりなイラストですね!
編集U「お、なんかわりと無害そうだな!」
まぁそこは水辺の妖精って時点で若干お察しなのですが、
川辺を歩く男性を魅了して川のなかに引きずり込んだりするタイプの女の子だそうですよ!!
編集U「だと思ったよ!!!」
しかし一方で、夏のあいだは森のなかで歌ったり踊ったりして過ごすという、
外見通りかわいらしい一面もあったりするそうな!
さらにルサールカは謎かけが好きだそうで、
水のなかに引き込まれそうになっても、謎かけに正解すれば解放されるそうですよ!
編集U「水に引きずり込まれるとかいう極限状態で、まともに謎解きができる気がしないんだが……」
その場合は残念ながら、水底へとボッシュートですね……!!
あとがき †
ってことで、今回は『叛逆性』勢以来、約1ヵ月ぶりの妖精回でした!
フェニックスは妖精なのかという疑問もありますがね!
まぁ細かいことァいいんですよ!!
編集U「デュラハンも疑問っちゃ疑問だけどな……」
……まぁ細かいことァいいんですよ!!
ってか来週で2018年も終わりですよ! 鬼早!!
果たして1年を締めくくる内容は!
去年は干支に絡めて犬関係をさらいましたが、来年は猪ですしね~……!
ワンチャン、以前の建礼門院リクエストからの源平合戦になる予感もしますが、
まぁそのへんは来週のお楽しみということでッ!
そしてお楽しみと言いましたら! 言いましたら!?
そりゃもうこれでSHOW!!!
そう、スターダムトークッッ!!!
明日、12月24日はスターダム年内最終戦の後楽園ホール大会!!
岩谷欠場により、タッグ王座に誰が挑むかも気になるところですが、
ある意味再注目なのはAZMパイセンと夏すみれの一騎打ちですよ!!
夏が勝てばパイセンが強制的に大江戸隊入りとなりますが、
果たしてパイセンはQQに残ることができるのか、はたまた……!?
そ、し、て!
葉月がマリー・アパッチェに挑むハイスピード王座戦も大注目ですよ!!
昨年8月に獲得して以来盤石の王政を敷くマリー!
葉月はメヒコの牙城を崩して新時代を築けるのk【編集みちのくドライバー】
編集U「がっつり喋んなや!!!」
は、果たして、2019年のスターダムはどんな景色となるの、か……、
どの試合も、結果が、気になり、ま……、す……!フェネクスッ
【八艘跳びの強さはガチ!】 †
コラムで取り上げてほしいキャラ、行ってほしい特集はいつでも募集中! 「この騎士ってどんな活躍したんだろう?」 「この妖精って元ネタあるのかな?」 「SRSと編集Uの考える○○ベスト5ってどんな感じ?」 などなど、『乖離性』で攻略に関係ない疑問があれば当コラムのコメント欄へ書き込んでください! SRSが可能な範囲で調べて取り上げます! 皆さまのコメント、お待ちしています! |
過去のキャラコラム一覧 †
参考文献 †
草野巧(1997)『幻想動物事典』 新紀元社
ローズ,キャロル(2014)『シリーズ・ファンタジー百科 世界の怪物・神獣事典[普及版]』 現書房
前回のコラム
【垂直落下式ランキング】呪いの物語で選ぶなら!~呪話編~【垂直落下式しゃれこうべライターM】
クリスマス? あぁリアルが充実してる人をアレする季節ですよね!!
ってことで、呪いに関するエピソードをランキングですよ!
【コラム一覧に戻る】
Copyright © 2018株式会社スターダム, All rights reserved.
コメント