クリーチャー/ホーンテッド(The_Haunted)
特徴
ホーンテッドは、ゾンビのような人型のクリーチャー。
顔に刺さったままの鉄骨を叩き付けてきたり、奇声を発して向かってくるなど、様々な手段でセバスチャンに襲いかかってくる。通常より巨大な個体、仮面を被った者、体を不可視化させられる者もおり、バリエーションは非常に多い。また、体に有刺鉄線が巻き付いていたり、傷を負っていることが特徴。
斧やたいまつを振り回す者にはじまり、ダイナマイトやアガニクロスボウ、銃を使う者までおり、こと戦闘に関しては道具を使いこなすことができる。中には死んだフリをし、近づくと襲いかかってくる者までいる。また、基本的に火に弱く、体を焼かれると灰燼と化す。
とはいえ、ドアを開けることはできず(ドアノブを開けるという発想がない)、たたき壊してくるあたりから、知能そのものは高くはないことがわかる。
その正体は、かつての人間。劇中では何人もの人間がホーンテッドへと変化する様を見ることができる。その様子は体中に無数の赤い斑点のようなものが浮き出て、すぐさま理性を失うというもの。「脳がかゆい」と訴える者もいた。さらに、人間の血肉を食らう習性が発現する。
その正体は、STEMシステムとリンクさせられた被験者の意識が、ルヴィクとシンクロした結果、怪物化した姿。
ギャラリー
↑たいまつを振りかざすホーンテッド。攻撃のスピードは普段の緩慢な様子に比べると非常に速い。
↑ホーンテッドの弱点は火だ。死んだフリをしている者にはマッチを擦ればこの通り。のたうち回りながら灰になってしまう。
首を吊られたホーンテッド。しかし、彼らは死体ではない。地面に落とすとノロノロとおきあがり、不気味に肉薄してくる。
↑不可視のホーンテッドは攻撃するときと、攻撃されたときに姿を現す。通常のホーンテッドとは異なり、顔が割れて触手状のものが露出している。
↑人間であった頃の職業はなんらかの宗教に属していると思われるホーンテッド。
↑人間のホーンテッド化。有刺鉄線に巻き付かれるのは、何かの暗示なのだろうか?
↑近しい人間がホーンテッドになってしまう……! 救いの手はもはやなく、非情な決断が要求される。
考察
ホーンテッドはSTEMシステムと接続された被験者たちの意識の成れの果て……ではあるのだが、実はエルクリバー村の村人たちなど、STEMに繋がれていない者たちまでも、ホーンテッドと化した姿で現れる。
つまり、STEMにリンクしていない彼らは、本来ルヴィクの世界にいるはずのない存在だ。となると、被験者たちの意識の残滓が形を取ったという可能性もある。ただし、詳細は不明であり、あくまで推測の域は出ない。
その他のクリーチャー
- 本編のクリーチャー
- 『ザ・アサインメント』&『ザ・コンセクエンス』のクリーチャー
- キャダバー(Cadaver)
- ライトウーマン(Light_Woman)/シェード(Shade)
『ザ・エクセキューショナー』のクリーチャー - ブラックキーパー(Dark_Keeper)
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