登場人物(キャラクター)/レスリー・ウィザース(Leslie_Withers)
来歴・人物
身長:172cm 体重:51kg 年齢:25歳
情緒不安定なマルセロの患者。危機察知能力が異常に鋭く、セバスチャンの危機を救うこともある。
一見、線の細い少年だが、実年齢は25歳。生まれつき低いコミュニケーション能力を、他人の無意識の思考とシンクロすることで補ってきた。
だが、それこそがルヴィクの求める意識共有実験に必要な素材であった。
なお、継続的な治療の結果、人を信用することはない。
CV(声優):河西健吾
ギャラリー
↑マルセロに介抱されるシーン。だが、その表情から不安は抜けてはいないようだ。
↑彼の特徴として、同じ言葉を何度も繰り返すというものがある。
↑この言葉のおかげで、ワイヤートラップの餌食になるのを避けることができた。だが、未来のセバスチャンの受ける痛みを、前もって知覚していたのか?
↑捕らわれたレスリー。マルセロに連れられていたはずが、なぜこんな目に?
考察
他人の意識とシンクロする能力を持つとあるが、作中では未来予知に似た力を発揮している(セバスチャンがトラップにかかる前に、「痛い 痛い」と発言するなど)。これにより、彼の持つ特性は単なるシンクロではないとわかるが、詳細は不明。
アマルガム戦の前にルヴィクによって溶かされるような描写があるが、ルヴィクと他被験者たちの意識が完全に同化させる「つなぎ」のような役割を果たしたと考えられる。
ただひとつ不自然な点としては、自分を殺そうとしていたキッドに途中までとはいえ、素直に付き従っていたこと。これは、彼のシンクロ能力が意識の表面だけしか読み取れないものなのかもしれないし、もしくはキッドがなんらかの対策をしていた可能性も否定できないが、実際のところは明言されていない。
ただ、彼のことを案じているマルセロに対し、決して嬉しそうな表情を見せないことから、マルセロが自分を単に利用しようとしていたにすぎない、という思考を読んでいた可能性はある。
なお、エンディングではSTEMから開放され、院外へと向かう姿を見ることができる。
『ザ・コンセクエンス』のレスリー
キッドに幾度となく命を救われつつも、ルヴィクに支配され彼女に危害を加えるシーンが多く見られる。
マルセロとザ・アドミニストレイターの回想により、“適合者”たる理由が「幼少期のトラウマ=両親を目の前で殺されたことが、ルヴィク自身の経験=肉親を失ったことと一致する」ということが明らかとなった。
ギャラリー(『ザ・コンセクエンス』)
↑自身の運命を知ってか知らずか、キッドに不安そうに問いかける。
↑レスリーとルヴィクの意外な共通点。ルヴィクの器たる由縁は、トラウマに根ざしたものだった。
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