登場人物(キャラクター)/ザ・アドミニストレイター(The_Administrator)
来歴・人物
出自、年齢、素顔すらも謎に包まれた長身の男。
キッドの“メビウス”における上司であり、指令は彼から直接くだされる。
その性格は傲慢かつ尊大。“メビウス”の意思は絶対であると信じ、他者を平然と利用する。
STEM内ではルヴィク並の力を行使することができ、影を操っての攻撃、手を触れずに物体を吹き飛ばす、全長を自在に変える、分身するなど、多彩な能力を見せつける。
なお、アドミニストレイター(The Administrator)とは、“管理者”の意。
CV(声優)山野井仁
ギャラリー
↑彼にとって“メビウス”こそが唯一であり絶対の力であることがうかがえる。
↑このように、「“メビウス”は寛大である」というような台詞は多々あるが、実際は実力行使で従わせる。なお、ルヴィクが小柄に見えるが、設定によると彼の身長は178cmとなっており、決して小柄ではない。
↑女性相手とはいえ、片腕だけで人ひとりを持ち上げる腕力。明らかに常人のそれではない。
↑少なくとも、他の登場人物はルヴィクを“人物”として捉えている。しかし、ザ・アドミニストレイターにとっては、STEMの部品に過ぎない。
↑モニターに現れ、甘言を弄する。だが、もはやキッドの心には響かない。
↑つまり、初めからキッドは“身内”ではなかったということになる。
↑恐怖を克服してこそ、STEM内での力にすることができると説く。
↑ザ・アドミニストレイターの敗因。それは、キッドのことを、彼女の強さを知ろうともしなかったことだったのかもしれない。
考察
STEM内で異常な能力を行使するものの、マルセロやルベン=ルヴィクとの回想をはじめ、現実に存在する人物であると思われる。
なお、その力を得た過程や、それほどの力を持ちながらも自ら動かない(レスリーを奪還しない)理由は明言されていないが、アーカイブの破れた手紙によれば、
あのメビウスの男… むかし、力を求めて、
ここまで入り込んだがそのとき目にした恐怖を
再び味わう勇気はなかったらしい。
とあることから、かつて独自にSTEMに潜入、なんらかの力を得た可能性もある。
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