登場人物(キャラクター)/ルヴィク(Ruvik)

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来歴・人物

 身長:178cm 体重:71kg  年齢:37歳(失踪時)

 白く薄汚れたフードコートを羽織った謎の男。セバスチャンを翻弄するかのごとく、幾度となく現れる。追跡者にして殺人者。本作の鍵を握る男。

 ルヴィクはセバスチャンの巻き込まれた異世界において、ほぼ絶対的な力を行使できる。どこからともなく現れて消える、物理法則をねじ曲げる、触れただけで相手を死に至らしめる……、いずれをとっても、この世の者とは思えない悪魔のような能力を持っている。

 その正体は、意識共有実験の発案者であり、被験者。本作の事件は全て彼の脳内で起こっている。

 彼はかつて、外界との接触を全て断ち研究を続けていた。しかし、自宅地下の実験室から出火したことで、重度の火傷を負う。その後、火傷の後遺症で皮膚の感覚を失い、体温調節ができなくなった。

 なお、彼の頭部の右半分は、頭蓋骨の代わりを成していると思われる、透明な容器の中に入った脳が露出している。

 「Ruvik(ルヴィク)」という名は、彼本来のファーストネームとファミリーネームの読みから取られており、本来の名はルベン・ヴィクトリアーノ

 作中開始時点、彼はすでに殺害されており、残っているのはSTEMに繋がれた脳だけである。

 彼の行った実験についての詳細は、アーカイブ“オーディオテープ”を参照。

【関連リンク】オーディオテープ

 
 CV(声優):関俊彦

ギャラリー

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↑ルヴィクは突如として出現し、ゆっくりと向かってくる。

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↑肉薄するルヴィク。その手に触れられるだけで意識はたちまちに途絶え、死ぬ。

04
↑セバスチャンの進路を塞ぐこともあれば、どこかに誘うかのような行動も取る。しかし、なぜこのような行動を取るのか、不可解な点は多い。

05
↑血に汚れたフードを自ら取ることはない。その下には……。

考察

 ルヴィク(ルベン・ヴィクトリアーノ)は本来、小動物の解剖などを好んではいたものの、現在のような狂気に取り付かれた人物ではなかった。

 彼を利用しようとするマルセロとの出会い、生家ヴィクトリアーノ家に対する復讐の巻き添えによる全身火傷、それに伴う姉ラウラの死を経験し、彼の人生は大きく歪むことになる。

 表面状、セバスチャンとの接点はないと思われるが、彼を作中では誰も呼んだことのない愛称で呼ぶことがあり、実際の関係性は不明。

『ザ・コンセクエンス』のルヴィク

 レスリーを支配下に置こうと試みるシーンが多い。また、彼が狂気に囚われて行った様子は、他のキャラクターの口からも語られる。

ギャラリー(『ザ・コンセクエンス』)

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↑ルベン=ルヴィクのことを「素晴らしい才能の持ち主だった」と評価しつつも、その異常性について言及するザ・アドミニストレイター。

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↑自らを“バケモノ”と呼称するルヴィク。脳だけの存在にされた怒りは計り知れない。普段の一人称である“私”が“俺”になっていることも印象的だ。

08
↑マルセロはルヴィクを利用していたが、ルヴィクもマルセロを侮っていたことがうかがえる。

09
↑現れる、赤い肖像画。幾度もレスリーを支配しようと試みる。

その他の登場人物

コメント

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