アーカイブ/新聞
新聞・一覧
- 変死体発見
- 野放しの連続殺人事件
- 相次ぐ連続殺人
- 行方不明の患者 発見
- 連続殺人事件 捜査難航
- 精神病患者 虐待を訴える
- 行方不明の信徒 発見
- 教会で 床が崩落
- 勤務中の刑事が行方不明
- 司祭 調査対象に
- 地下教会にカタコンベ
- 邸宅の火災 子供が受難
- 郊外の邸宅で変死体
- 資産家夫婦 交通事故死
- 警官の娘が焼死
- 精神病院の不正
- 下水道にバラバラ死体
- 連続殺人事件の捜査官 失踪
- 歴史ある邸宅が全焼
- オフィスビルが炎上
- 精神病院 真相隠蔽
考察について
入手できる新聞は全て「Krimson Post」という地方新聞になっている。そのため、実際に起こったことなのか判別が難しい手記とは異なり、こちらは全て現実世界の出来事として扱う。
また、それぞれの新聞には明確な年月日が記載されていない。しかし、チャプターで入手できる順番=時系列順と捉えられる記述が多いため、便宜的にそのように扱う。
変死体発見
湖畔の集落で 変遺体発見
死因不明
エルクリバー村で12人以上のバラバラ死体
住民数名が行方不明のまま
入手場所
CHAPTER.2 スタート地点、ベッド横の机の上
考察
「湖畔の集落」とはCHAPTER.2の村のことを指していると思われる。
エルクリバー村は、CHAPTER.4で訪れるバレリオがいる村のこと。
変遺体については、村で行われた殺人か、死体遺棄かは定かではないが、素直に考えれば、ルヴィクたちの行っていた実験の犠牲者と考えられる。
また、「12人以上のバラバラ死体」「住民数名が行方不明」とあるが、こちらは明言はされていないものの、バレリオが関わっている可能性は否定できない。
野放しの連続殺人事件
野放しの連続殺人犯
更なる犯行を許す
警察は殺害が連続殺人犯によるものと断定
いくつかの集落で行方不明者
入手場所
CHAPTER.2 セーブルーム、新聞入れ
考察
一連の事件が、全て国外機関によるルヴィクへの“素材”の提供だと仮定すれば、間違っても警察の言うように「連続殺人事件」ではない。
さらに、「警察は殺害が連続殺人犯によるものと断定」とあるところから導き出される可能性はふたつ。
ひとつは、警察の面子として「断定し」そのように表明した、ということ。ふたつめは、警察上層部が実際に何が起こっているかをすでに知っており、事実の隠蔽を図るために「連続殺人犯」をでっちあげたかだ。
相次ぐ連続殺人
相次ぐ連続殺人
捜査は難航
犯人の手がかり皆無の不可解
エルク川流域でさらなる死体発見
住人「彼らの家に罠が仕掛けられていた」
入手場所
CHAPTER.3 セーブルーム、新聞入れ
考察
「連続殺人」と捉えてはいるが、実際は組織ぐるみの犯罪である可能性が高い。
また、「彼らの家に罠が仕掛けられていた」はルヴィクの作り出した世界では当たり前のようにあるが、現実では考えにくく、少々不可解な記述と言える。
とはいえ、悪夢の世界でのCHAPTER.3にはワイヤートラップ、ハープーン・トラップが多く仕掛けられていたことは事実だ。
行方不明の患者 発見
行方不明の患者 発見
介護士は心労状態
先週火曜以来 行方不明だった精神病患者は
写真スタジオで隠れているところを発見された
精神科医の V.ヒメネス氏は
「神のご加護だ」とコメント
入手場所
CHAPTER.4 セーブルーム、新聞入れ
考察
V.ヒメネス=バレリオ・ヒメネス(Valerio Jimenez)。
患者については明言されていないが、CHAPTER.4冒頭のマルセロの発言から、バレリオがレスリーの主治医であったことが明かされているので、レスリーと考えるのが妥当か。
連続殺人事件 捜査難航
連続殺人事件 捜査難航
警戒を続ける地域住民
新たな犯行がないことから 警察は
犯人が潜伏 もしくは移動した可能性を示唆
入手場所
CHAPTER.5 セーブルーム、受付カウンターの上
考察
時系列は不明だが、「新たな犯行がない」=「ルヴィクへの“素材”の提供が打ち止められた」結果の可能性がある。
該当する記述はないが、CHAPTER.9で見られるルヴィクの過去において、マルセロがその旨を発言しているシーンがある。
精神病患者 虐待を訴える
精神病患者 虐待を訴える
「余罪多数」
ビーコン精神病院の患者が
正体不明の機関によって
行動工学実験に利用されたとの訴えを起こす
入手場所
CHAPTER.5 セーブルーム、新聞入れ(キッド救出前)
考察
恐らく、この訴えは事実であろう。マルセロが行っていた研究=人の意識を繋げる研究において、患者を被検体として利用した可能性は十分にありえる。
しかし、「精神病患者が」「正体不明の機関によって」の時点で、何も知らない人間からすれば信憑性が薄い訴訟と捉えられたのではないか。
行方不明の信徒 発見
行方不明の信徒 精神病院で発見
「絶対に許されない」
8年間行方不明だった
信徒フェルナンド・カブレラは
ビーコン精神病院に収容されていたところを
発見される
元信徒は「あれはカルトだ」と語る
入手場所
CHAPTER.5 セーブルーム、新聞入れ(ラウラ戦前)
考察
フェルナンド・カブレラはCHAPTER.6の教会の信徒。教会が国外組織となんらかの繋がりがあることを示唆されていることを鑑みるに、ビーコン精神病院への“素材提供”だった可能性は否定できない。
彼は“尋ね人の張り紙”にあるように、その後、姿を消したとある。
なお、ルヴィクの父が信奉していた教義が当該教会のものという描写は作中にないが、元信徒をして「あれはカルトだ」と言わしめる類いの胡乱なものであることは確かなようだ。
仮にルヴィクの父がこの教義に殉じていたとすれば、それを父から押しつけられたルヴィクが歪んでしまったのは、ある意味必然だったのかもしれない。
教会で 床が崩落
教会で 崩落事故発生
死傷者なし 目撃者から「奇跡」の声
シダーヒル教会の床が 改装中に崩落
信徒は 怪我人が出なかったのは
奇跡的だと語る
入手場所
CHAPTER.6 セーブルーム、資料室の机の上
考察
「シダーヒル教会の床が 改装中に崩落」、つまり、「階下には何か空洞があった」ということになる。これはCHAPTER.7のカタコンベ(地下墓地)を指していると思われる。
勤務中の刑事が行方不明
KCPDの刑事が行方不明
クリムゾン市警の刑事 マイラ・カステヤノスが
勤務中に消息を絶つ
市警幹部は彼女が担当する事件との
関連を否定
上官で夫のセバスチャン・カステヤノス刑事
から事情を聞いている
入手場所
CHAPTER.6 セーブルーム、新聞入れ(サディスト撃破後)
考察
マイラの失踪に関する記事。
セバスチャンの手記でも触れているが、恐らく事情聴取にしても、「アルコールに溺れていた夫を見限った」という論調で行われたことが推測される。
「市警幹部は彼女が担当する事件との関連を否定」のくだりは、市警上層部がマイラが調査していた事件の真相(娘リリーの死因の究明)と関連があり、なんらかの圧力がかかった結果もみ消した、と疑うこともできる。
また、実はセバスチャンがマイラの上官であったということが明かされている。
司祭 調査対象に
司祭 捜査対象に
教区の内規違反の可能性
サルバドール・グラシアーノ司祭
不正融資疑惑を否定
教会関係者は 記録のない寄付金と
支出について調査中
入手場所
CHAPTER.6 セーブルーム、新聞入れ(ジョセフ救出後)
考察
不正融資は、この場合、ビーコン精神病院か、もしくはマルセロが関わっていた組織へと考えるのが妥当。
教会サイドの見返りは不明だが、ノインとツェーンを改造した薬・技術などと関係があると思われる。とはいえ、当該教会の具体的な教義が不明である以上、憶測の域はでない。
地下教会にカタコンベ
教会地下でカタコンベ発見
司祭 「眠りを妨げるな」
誰が管理していたのか?
崩落した床を修理中だった作業員が
シダーヒル教会の地下に人工の通路を発見
彼らは「ミイラを見た」と主張
教会は「冒涜である」と専門家の立ち入りを拒絶
入手場所
CHAPTER.7 セーブルーム、新聞入れ
考察
カタコンベの使用意図は不明だが、マルセロが関わっていた組織由来の極秘の研究場所と捉えることもできるか。
また、実際にCHAPTER.7では棺に納まったミイラを見ることができる。
邸宅の火災 子供が受難
邸宅の火災 子供が受難
長女は重体
両親はそのときどこに?
ヴィクトリアーノ邸の納屋で遊んでいた
子供たちが火災に巻き込まれ
17歳の長女は 意識不明の重体
火災の原因は不明
入手場所
CHAPTER.9 セーブルーム、受付カウンターの上(肖像画を見た後)
考察
ルヴィクの忌まわしき過去の記事。
火災は事故ではなく、犯人はヴィクトリアーノ家に土地を買収され、恨みをもっていた村人たち。
郊外の邸宅で変死体
郊外の邸宅で変死体
検死には数週間
ヴィクトリアーノ邸の敷地外で
4体のバラバラ死体を発見
粗雑な手術の痕跡が認められた
入手場所
CHAPTER.9 セーブルーム、新聞入れ(洋館に辿りついた後)
考察
間違いなくルヴィクの仕業だろう。ただし、「4体のバラバラ死体」の身元は不明。
ルヴィクの目的は「ラウラを生き返らせる」こと。「粗雑な手術の痕跡」とあることから、なんらかの研究を行った結果の死体遺棄と推測することができる。
ただし、時系列的に見れば、これらがルヴィクとラウラのいる納屋を焼いた村人たちと考えることもできる。なんらかの手段でルヴィクが事実を知り、復讐のためこれを行った可能性も否定できない。
資産家夫婦 交通事故死
裕福な土地所有者夫妻 交通事故死
家族への惨劇
エルネスト&ベアトリス・ヴィクトリアーノは
即死状態で発見
遺産は長男が相続
入手場所
CHAPTER.10 セーブルーム、新聞入れ
考察
ルヴィクの両親の死について。しかし、この交通事故が本当に事故であったのか、それとも故意によるものかは不明。
だが、これによりルヴィクは資産家と言われたヴィクトリアーノ家の莫大な遺産を手に入れることになる。
警官の娘が焼死
住宅全焼 警官の娘が犠牲に
焼け跡から2遺体発見
リリー・カステヤノス(5)と ベビーシッターの
ファニータ・フローレス(56)
犠牲になった少女の両親は
地元警察で勤務中のため不在
警察は放火の疑いで捜査中
入手場所
CHAPTER.10 セーブルーム、受付カウンターの上(ラウラ戦前)
考察
セバスチャンの幸せに終止符を打った事件の記事。
余談だが、セバスチャンとルヴィクの数少ない共通点として「大切な人が火災で亡くなった」ということが挙げられる。
精神病院の不正
暴かれた 精神病院の不正
ビーコン精神病院の内部監査で
患者の失踪が判明
医局長マルセロ・ヒメネスは
事務手続き上のミスと主張
入手場所
CHAPTER.10 セーブルーム、新聞入れ(アマルガムα戦前)
考察
患者の失踪=被験者となって死亡、と考えることが妥当。
作中でも決して有能な人物として描かれているわけではないマルセロだが、患者の失踪を「事務手続き上のミス」と表明するのは、流石に無理がある。
下水道にバラバラ死体
市街の下水道で バラバラ死体発見
脳を取り出され 手術痕の残った男性の変遺体が
クリムゾン市街の地下下水道で発見
エルク川の連続殺人犯を連想させる
入手場所
CHAPTER.11 セーブルーム、新聞入れ(アンノウン撃破後)
考察
「エルク川の連続殺人犯を連想」とは、新聞“変死体発見”、“相次ぐ連続殺人”のこと。
明言はされていないが、「脳を取り出され」「手術痕が残った」という描写から、マルセロに研究を奪われ、「ホスト」として脳だけにされ、STEMシステムに取り込まれたルヴィクではないか、という推測が成り立つ。
根拠としては、
1.STEMシステムには、被検体が生身のまま接続されていること
2,手記“研究施設の手記”によれば、ほとんどの被検体はシステムに接続され3分以内で絶命していること
以上ふたつだ。また、亡くなった人間の脳を使い、マルセロが求める研究結果を残せるとも考えにくい。
連続殺人事件の捜査官 失踪
連続殺人事件の捜査官 失踪
捜査官の姓名と消息は不明
郊外で発生した連続殺人事件に進展なし
警察は捜査主任の失踪を否定
入手場所
CHAPTER.11 セーブルーム、新聞入れ(マネキン工場脱出後)
考察
CHAPTER.11で入手できる、尋ね人の張り紙“アーノルド・ブラウン”警視のことと思われる。
彼は物語には直接関わっていないが、当該チャプターには、警察官の制服を着たホーンテッドが出現することから、何らかの関係がある可能性がある。
歴史ある邸宅が全焼
歴史ある邸宅が全焼
放火の疑い
ヴィクトリアーノ邸が焼け落ちる
放火の疑いあり
隠居生活中だった所有者は 所在が確認できず
入手場所
CHAPTER.13 セーブルーム、新聞入れ(開始直後)
考察
国外組織が、外界との接触を断ち、ひとりで研究を続けていたルヴィクを抹殺、研究成果を奪おうとした事件である可能性が高い。
「所在が確認できず」は、ルヴィクが組織の手に落ちたゆえと考えられる。
オフィスビルが炎上
国外情報機関の関連施設が炎上
犯人逮捕
コミュニティセンターの入ったビルが全焼
当該施設には 国外情報機関による
偽装ではないかとの疑いがあった
入手場所
CHAPTER.14 セーブルーム、新聞入れ
考察
国外情報機関=マルセロのバックの組織だろう。とはいえ、コミュニティセンターが入ったビル=地域に密着していると考えれば、当該機関はクリムゾンシティにかなり根を張っていることが伺える。
精神病院 真相隠蔽
精神病院 真相隠蔽
医局長は前任の医師を非難
看護師が行方不明
入手場所
CHAPTER.14 セーブルーム 床(タティアナ消失後)
考察
精神病院=ビーコン精神病院。
「医局長は前任の医師を非難」について。マルセロの前任の医局長は物語には登場しないが、彼が前任者に全ての責任を押しつける旨の発言をした、と考えられる。
また、看護師とはタティアナのことだろう。
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