アーカイブ/尋ね人の張り紙

尋ね人の張り紙・一覧

考察について

 “尋ね人の張り紙”は、時系列の表記がなく、それぞれの時期がバラけていることが特徴。これはタティアナ自らがセーブルーム内に貼り出している可能性が高いが、現実世界でこれに該当する張り紙がされているかは不明である。

 なお、作中主要人物の失踪時期については、CHAPTER.1開始時点で起こったことをベースに考えると明らかな矛盾があり、実際にいつ失踪したのかは厳密には判明しない。

 だが、失踪場所に関してはいずれも実在の場所である(ルヴィクの世界ではない)可能性が高いため、本考察ではそれを前提にして話を進める。
 
 余談だが、張り紙には一様に「1」から始まる国番号が記載されており、これにより作中舞台がアメリカ国内であることが判明する。

レスリー

レスリー・ウィザース
ビーコン精神病院の患者
収容先の施錠された病室から姿を消す

入手場所

 CHAPTER.2 セーブルーム、掲示板

考察

「施錠された病室」とあることから、本来は脱出は不可能なはず。

 可能性として考えられるのは、彼が姿を消した=STEMシステムに接続された時点で、誰かが偽の失踪情報をリークした、ということだ。

オスカー

クリムゾン市警 オスカー・コネリー巡査
乗車勤務中に消息を絶つ
郊外で無人の警察車両発見

入手場所

 CHAPTER.3 セーブルーム、掲示板

考察

 ルヴィクの世界において、コネリーがセバスチャンらを救出した時点で、確かに警察車両から彼の姿はなかった。ただし、エンディング(現実世界)でコネリーはSTEMシステムに接続され、絶命していると思わしき描写がある。

バレリオ

バレリオ・ヒメネス医師
エルクリバー村在住の医師
市内に向かう姿を目撃されたのを最後に失踪

入手場所

 CHAPTER.4 セーブルーム、掲示板

考察

 市内とはクリムゾンシティのことだろう。エンクリバー村でホーンテッドとなったバレリオと遭遇するが、あくまでルヴィクの世界のことであり、実際はSTEMシステムに繋がれていた可能性が高い。

フェルナンド

フェルナンド・カブレラ
精神病患者
収容先のビーコン精神病院から姿を消す
保護観察が必要な重症患者

入手場所

 CHAPTER.5 セーブルーム、掲示板(ラウラ戦前)

考察

 彼に関する記述は、新聞“行方不明の信徒 発見”で見ることができる。

サルバドール

サルバドール・グラシアーノ
シダーヒル教会司祭
信徒数人とともに姿を消す
失踪当時 教会は封鎖されていた

入手場所

 CHAPTER.6 セーブルーム、掲示板(ジョセフ救出後)

考察

 新聞“司祭 調査対象に” にて名前が挙がった教会の司教。不正融資をした疑惑をかけられている。
 
「失踪当時 教会は封鎖されていた」とはあるが、カタコンベに行くことは可能。ただし、最終的に彼がどうなったのかは明言されていない。

クリス

クリス・テイラー
建設会社の作業監督
床が崩落した教会での 修復作業中に姿を消す
作業は完成直前で 落下事故の可能性は低い

入手場所

 CHAPTER.7 セーブルーム、掲示板

考察

「落下事故の可能性は低い」とあるが、教会地下に秘匿されたカタコンベで何かしらの被害にあった可能性もある。

ルベン

ルベン・ヴィクトリアーノ
資産家ヴィクトリアーノ家の長男
自宅の火災直後から消息不明

入手場所

 CHAPTER.9 セーブルーム、掲示板

考察

 ルベン・ヴィクトリアーノ=ルヴィク。「Ruben Victriano」のファーストネームとファミリーネームの読み方を取るとルヴィクとなる。ただし、ルヴィクの表記は「Ruvik」であり、「Ruvic」ではない。幼き日の彼の姿。

 自宅の火災直後からはマルセロの元に身を寄せていたと思われる。

パトリック

パトリック・ヒギンズ

弁護士 資産家ヴィクトリアーノ家の管財人
依頼人と思われる男性と事務所で面会後
姿を消す

入手場所

 CHAPTER.10 セーブルーム、掲示板(ラウラ戦前)

考察

「依頼人」を誰を指すのかも、時系列がいつかも明言されていない。しかし、「事務所で面会後」というところから見るに、これは人前に姿を現すことがなかったルヴィクではなく、父であるエルネストの可能性がある。

 ただし、管財人を破産管財人(破産手続きを行う者)と仮定した場合、ルヴィクの後見人となっていた可能性が高いマルセロであると見ることもできる。しかし、いずれも推測の域は出ない。

マルセロ

マルセロ・ヒメネス医師
ビーコン精神病院の院長
院長室から失踪
直前に何者かと電話で口論

入手場所

 CHAPTER.10 セーブルーム、掲示板(アマルガム戦前)

考察

 争点となるのは「直前に何者かと電話で口論」の部分。可能性としては、協力を仰いでいた国外機関か、弟であるバレリオ。

 ただ、尋ね人の張り紙“バレリオ”に「市内に向かう姿を目撃されたのを最後に失踪」とあることから、彼と何かについて揉め(レスリーの処遇についてか?)、直接会う流れになったとすれば、「バレリオがSTEMシステムに繋がれる=失踪」という点で辻褄は合う。

アーノルド

クリムゾン市警 アーノルド・ブラウン警視
担当していた未解決事件について
重要証拠を確保したという
連絡を最後に消息を絶つ

入手場所

 CHAPTER.11 セーブルーム、掲示板(アンノウン撃破後)

考察

 新聞“連続殺人事件の捜査官 失踪”にある人物と思われる。未解決事件が何かは定かではないが、「重要証拠を確保したという連絡」のくだりから、本作を取り巻く陰謀に巻き込まれた可能性が高い。

ジョセフ

クリムゾン市警 ジョセフ・オダ刑事
帰路途中に消息を絶つ
クリムゾン市街で誰かを探していたという
複数の目撃証言あり

入手場所

 CHAPTER.13 セーブルーム、掲示板(2回目)

考察

 まず、ジョセフはCHAPTER.1の時点でセバスチャンと一緒にビーコン精神病院に入り、セバスチャンに監視カメラを見るよう促し、次はルヴィクの世界においてSTEMシステムに繋がれた状態で発見された。

 CHAPTER.1の事件(連続殺人事件の調査)の最中に失踪ならば辻褄が合うが、「帰路途中に消息を絶つ」ということならばこの線は消える。

 残りの線は、CHAPTER.1でビーコン精神病院に向かう時点が、すでにルヴィクの脳内での出来事だった、ということだ。

 現場に急行する途中、ルヴィクが出現するときに出現する波動が車を襲い、無線が通じなくなるシーンがある。これを軸に考えれば「そもそも、彼らはSTEMシステムに初めから捕らわれていた」ないし、「波動が襲った時点とその後の間の時間軸に“何か”があった」と考えられる。

「クリムゾン市街で誰かを探していた」というのは、順当に考えればセバスチャンのことだろうか。

イヴァン

イヴァン・ディエス
自称ジャーナリスト
取材に出たまま戻らず
エルクリバー村でカメラと取材手帳を発見

入手場所

 CHAPTER.14 セーブルーム、掲示板

考察

 エルクリバー村で連続殺人事件が起こっていたことを考慮するに、その取材に向かっていたと考えることが順当か。

タティアナ

タティアナ・グティエレス
ビーコン精神病院の看護婦
勤務時間中に院内から失踪
正門を通過した形跡なし

入手場所

 CHAPTER.14 セーブルーム、掲示板(タティアナ消失前)

考察

 この張り紙そのものをタティアナ自身が張っていることから、実態は不明。

 なお、「正門を通過した形跡なし」とあることから、彼女は何らかの形で院内にいる可能性が高い。

姓名不明の少女

──
茶色のショートヘア
茶色の目

“──”  と呼ぶと応える

入手場所

 CHAPTER.15 セーブルーム、掲示板(冒頭)

考察

 作中にこの少女は登場しない。しかし、主要人物の中でこの少女の特徴に該当する者と言えば、「茶色の髪と瞳」ということから、現在のキッドを置いて他にはない。

 なぜ名前が消されているのかなどについては不明だが、キッドと仮定した場合、彼女が「実の両親の記憶を失っている」「過去の記憶がない」ことに由来するのではないか。いずれにせよ、本作ではキッドについては多くは語られていないため、推測の域は出ない。

セバスチャン

クリムゾン市警 セバスチャン・カステヤノス刑事
連続失踪事件の捜査中に消息を絶つ

入手場所

 CHAPTER.2 セーブルーム、掲示板(クリアー後)

考察

 セバスチャンには連続失踪事件の捜査についての中止命令が下りていた。しかし、自己判断で調査をしていたかのような描写は多々見受けられる。

 とはいえ、CHAPTER.1の時点でビーコン精神病院で起こった事件は「大量殺人」であり、連続失踪事件ではない(実際は無関係ではなかったが)。

 そのため、時系列としては作中以前の可能性が高い。

 つまり、「本編が始まった時点で、すでにセバスチャンはSTEMに接続されていた」という仮説が浮上する。また、こう考えればジョセフ、コネリーの失踪時期に辻褄が合うことも事実だ。

 セバスチャン目線での物語ということを考えるに、この張り紙の解釈ひとつで物語の持つ軸が大きく変わると言えるだろう。

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