編集部コラム/フランスの英雄皇帝!ナポレオン!!(前編)
書き手:垂直落下式しゃれこうべライターM(Twitter)
物議騒然!
大阪での赤いベルト戦に撮影禁止令!!
試合中の写真撮影!
それは戦いの記憶を刻むとともに、その記録をみずからの手で残す行為!
しかし本日1月27日の大阪大会、なんと花月が王座戦中の撮影を禁止!
こりゃファンも賛否両論に色めき立ちますy【編集コースター】
編集U「スマホ撮りで写真を語るなッ!!!」
す、スマホですけどズームレンズを買って倍率を上げたりしてたり……!
さァておき!
花月VS葉月を観るために人生3度目の大阪上陸! 週刊しゃれこうべ!!
大阪だとやっぱりたこ焼き推し、SRSライターMです!!
今週もやってまいりました、エピソードトーク!
先週がコロンブスってことはね!
先々週のあとがきを覚えている人には予想通り!
今週は、ナポレオンのお話だァァー!!
改めて見てみたらけっこうなボリュームでしたのでね!
またまた前後編に分けてお送りしますよい!
【目次】
ボナパルトのナポレオンさん †
さァーて今回扱いまするナポレオン・ボナパルト!
言わずと知れたフランスの英雄でございます!
今回調べるまでどこの国の人か把握してなかったのは内緒ですよ!
編集U「取り消し線では隠し切れない常識のなさが露呈したが」
逆に考えるんです……!
冗談抜きで歴史知識ゼロでも、本を読みながら書けばコラムが書けると……!
さておき、ナポレオンはフランス革命のころから活躍し、
その優れた指揮力でもって連戦連勝を重ね、皇帝にまで上り詰めた男!
その生まれから最期までを語るのに、コラム1本ではとてもとても……!
ってことで、今回はナポレオンの誕生から陸軍入隊、
革命の余波で浮き沈みしつつも、イタリア遠征で大活躍する様子をお届け!
あ、そういえばテストに出るような知識はないんですけど、
『乖離性』でもモチーフになっている、ナポレオンが馬にまたがったあの絵画!
編集U「“ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト”な」
あれじつは馬じゃなくてラバに乗っていたらしいですね!
ラバより馬のほうが恰好いいから馬で描かせた、なんて聞きましたよ!
編集U「まぁ、プロパガンダ的な目的の絵だしな」
ほへ~!
それはそれとして、ほんではナポレオン物語、開幕!
故郷コルシカへの想い †
さてさて、ナポレオンがこの世に生を受けたのは1769年!
彼が生まれたのは、イタリアの西に位置するコルシカ島!
もとはイタリアの管理下で独立していたコルシカ島ですが、
ナポレオンの誕生に前後して、今度はフランスの支配下に置かれることとなりました!
おかげでナポレオンはフランスの学校に通わざるを得なくなり、
彼のイタリア訛りのフランス語はしばしば学校の子供たちに馬鹿にされたそうな!
積極的に友だちを作るタイプではなかったナポレオンですが、
歴史、地理、そして数学ではかなりの才能を発揮し、周りの大人を驚かせます!
また、とある雪の日には雪で要塞のようなものを作り、
その周りに包囲陣を設けて雪の玉を投げ合う遊びを考案した、とも言われていますね!
編集U「ほ~、雪合戦を発明したってこと」
編集U「それはドイツ語」
HAHAHA!
まあちなみにこの雪合戦発明の話については、後付け説が濃厚らしいですけどね!
編集U「後付けかよ!!!」
そんなこんなあり、幼年学校を卒業したナポレオンは、
15歳になると、数学の才能を評価されて士官学校へと進むことになります!
編集U「この時代だととくに、数学は弾道の計算とかに重要だもんな~」
まさしくナポレオンも、のちには砲術大好きマンへと成長しますね!
編集U「だからドイツ語だっつってんだろ!!」
いやぁ、やっぱこう、欧州英雄伝説的なね!
編集U「他社ァァー―!!!」
さてさて、士官学校に進んだナポレオンですが、そこは花の都・パリ!
通う生徒たちも貴族の息子たち、いわゆるボンボンばかりで基礎体力も怪しい生徒がちらほら!
将来は国を守る兵士となる生徒を育てるのが士官学校!
「陸軍と同じ訓練を取り入れるなど、スパルタ教育を行うべきだ!」
とナポレオンは校長に直訴したのであります!
が!
編集U「え」
いやぁ、校長も貴族でしたからね!
息子にそんなスパルタなんて~、ってな訳ですよ!
ということで、厄介払いのごとく1年早い卒業試験を受けたナポレオンは、
それでも試験をなんとかパスしてみせると、卒業後は砲兵連隊に加わります!
しかし、ナポレオンの卒業を目前に彼の父がガンによって命を落としており、
ナポレオンはわずか16歳にして家族を養うために稼がねば、という状況に!
革命勃発、でもそれよりも †
ナポレオンの士官学校卒業から4年経った1789年!
ナポレオンが20歳のときに、貴族社会にプッツンした人民によるフランス革命が勃発!
自由と平等を求めて始まった革命のなか、ナポレオンは思いました!
編集U「故郷好きだな~」
が、かつてのコルシカの独立運動に加わった英雄が反対したこともあり、独立は失敗!
おまけに、フランス陸軍に属する身ながら、ナポレオンは勝手にコルシカ独立軍を作成!
しかも、コルシカ島にいたフランス軍と戦闘まで行ってしまいます!
編集U「なかなか無茶苦茶しよる……!」
さすがにナポレオンしばくべし、となったのです、が!
罰が実行される前、1792年8月にパリ宮殿が革命軍によって襲撃を受け、国王が処刑されました!
このとんでもない事件のおかげでナポレオンの件はうやむやになります!
また、かつての英雄が独立に反対したこともあり、ここでナポレオンのコルシカへの想いは熱をひそめてしまうのでした!
革命の終焉と浮き沈み †
さて、コルシカ島からフランス本土へと戻ったナポレオン!
彼の戦術が高く評価され、昇進のきっかけにもなったのが、トゥーロンで起きた革命軍の反乱です!
じつはこの反乱軍、フランスと敵対していたイギリスの支援を受けていたのでした!
当時は革命で軍人も(いろいろな意味で)クビが飛びまくっており、
画家や医者など、およそ戦術の知識もないような人々が隊を任されていたとか!
編集U「すげー話だ……!」
そんなとき、ナポレオンが砲術に長けていたことを思い出した上官が、
彼にトゥーロンの反乱を鎮圧するように命じたのです!
ここで、ナポレオンは近くの岬を制圧してから得意の砲術で相手を蹂躙したとも、
あるいは騎乗していた馬を撃たれ、自身も脚に刺し傷を負いながら戦ったとも言われています!
ともあれ、約2ヵ月に渡る戦いの果てに、フランス軍に約1000人の死者が出たのに対し、
イギリス軍には2500人近い屍を築かせたのでありました!
編集U「お互いにけっこうな被害だが、差も大きいな」
この功績を受け、ナポレオンは陸軍少佐に任命されます!
編集U「しねぇってか他社だろ!!!」
ここから彼のキャリアは順風満帆……、と思いきや!
1794年にフランス革命が落ち着くと、なんとナポレオンは投獄されてしまいます!
編集U「唐突ゥー!!」
もとの政府側に寄っている危険人物だと疑われた、という説もありますが、
この逮捕の理由はいまいち分からんらしいですね!
誕生日手前で捕まったナポレオンは獄中で26歳となりますが、
自身の潔白を信じ、部下の持ってきた逃亡計画にはノーとの答えを返します!
結果、彼は半月程度で釈放され、再び遠征にて成果を挙げます!
が、「やはり革命派と相いれないのでは?」という疑念のせいで、やはり不遇!
挙句の果てには、砲術に長けているというのに、ただの歩兵隊の旅団長に命じられます!
この命令をナポレオンが拒否すると、政府は彼を陸軍名簿から除名してしまいました!
編集U「まさかのクビ」
しか~し、3ヵ月ほどすると陸軍の測量部にて仕事を掴み、
みずから考案したイタリア戦役における作戦計画で、上官を黙らせてみせました!
さすがにヤバいぜナポれもん †
革命を終えたフランス国会では新憲法が採用されましたが、
そこに記された選挙方法がまたも不満を呼び、再び大量の反乱軍が発生します!
6000人しか兵がいない状態で25000人の反乱軍に囲まれる大ピンチ!
そこで呼ばれたのが、やはりナポレオンです!
編集U「積極的に他社ネタ入れてくんな!!
……っていうか反乱軍とは言え自国民相手に大砲はヤバいな」
このアクションに関してはけっこうな批判が多いそうですよ!
当たり前っちゃ当たり前ですが!
しかし、このトンデモ解決策のおかげで反乱軍は無事(?)撃退できたとか!
イタリア遠征で超活躍 †
などなどありつつ、1796年、27歳となったナポレオンは、イタリア遠征軍の将軍に!
対オーストリア軍への対応を任された訳ですが、その若さ、
そして軍人としては細身の外見もあり、現地の兵も最初は敬意を示しません!
編集U「当時の軍だと身長が低いほうだったのもあるだろうな~。
なにせ170センチ弱とかだったらしいし」
軍隊でそれだと、背の順でいちばん前待ったなしですね……!
ちなみに『乖離性』のナポレオンは盛られて178センチとなっていましたよ!
しかし、隊長格を集めた会議にて、ナポレオンが戦略、作戦を熱弁して見せると、
10歳以上年の離れた隊長格の兵士たちも彼のことを認めたのです!
さて、隊長たちの心を掴んだものの、遠征軍はヒドい有様でした!
長年の戦いでフランス自体が資金難になっており、着替える服もロクに支給されないほど!
そんな状態ですから、当然士気の低さも底の底!
しかし、ナポレオンはまたも熱く弁を打って兵士たちの心をたぎらせます!
「諸君、君たちは裸も同然だ。食料も十分とは言えない。
政府は君たちに頼りながら、君たちに与えられるものがあまりにもない。
それなのに忍耐と勇気を示す君たちの、なんとすばらしいことか!
だが、君たちの忍耐と勇気はまだ評価もされていなければ、栄誉も得ていない!
私は君たちを連れ、世界でいちばん豊かな平原に導こう。
そこで君たちは富と名誉、そして栄光を見出すであろう!
イタリア遠征軍の兵士たちよ、勇気と粘り強さを忘れてはならない!」
編集U「おぉ~、言うね~」
最後のほうとかね!
「父・ジ〇ンの元に召されるであろう!」
とか言いだしそうで恰好いいですよね!!
編集U「赤いやつから離れろ!!!」
赤い人は当時もう総帥でしたしね!
さておき、この演説で士気も急上昇!
おまけに戦いでは指揮官のナポレオンみずから先陣を切ったとあって、
彼は遠征軍にて絶対の信頼と尊敬を獲得、その勢いで連戦連勝を決めてみせます!
4月10日に会戦して以降、4月だけでも6連勝を決めているのですよ!
編集U「無双すぎる……!」
連勝の秘訣は? †
この快進撃の裏には、ナポレオン率いるフランス軍は隊長が最年長で42歳、
それに対してオーストリア軍は70歳を超えるじいさん隊長がいた、という年齢差もあったそうな!
編集U「まぁあとはナポレオン自身が若かったのと、ちゃんと睡眠をとって体力をキープしてたのもデカいな」
あぁ、3時間だか4時間だかしか寝ないでも大丈夫だった、ってやつですか!
編集U「いや、しっかり7時間とか寝てたって話もあるな。
どうも、すぐ寝れる&すぐ起きれる体質だったらしく、細かい休憩を活かしたとか」
ほほぉ~!
“自由と平等”という旗印があったぶん、フランス軍のほうが気合いもあった、って話もありますね!
あとは作戦面でもナポレオンが手腕を振るったそうで、
退却しながら戦うことで相手の大砲が届かない位置で陣を整える、
あるいはラッパと太鼓を持たせた兵隊を敵軍の後ろに送り込んで動揺させる、なんて作戦もあったとか!
編集U「他社ァァ……!!」
“ヒート”、でなく“ビート”になっているのがポイントですね!!
とまぁ勝因はさておき、オーストリア軍を追い詰めたナポレオン!
最終的には講和に持ち込んだのですが、これに対しオーストリア側が強気の要求!
するとナポレオン、使者の前でコーヒーカップを手に取って言いました!
「これを御覧なさい。これは君の国だ」
使者が疑問を口にするよりも早く、ナポレオンはそのカップを投げ、叩き割ってしまいます!
「私は君の国をこうすることもできる。その破片を集めてみるか?」
編集U「いや怖ッ!!」
そんな交渉術のおかげもあり、1797年10月、ナポレオンはオーストリアとの条約を締結!
兵士たちに約束した富と名誉、そして栄光を有り余るほどに引っ提げ、堂々とフランスに帰還するのでした!
次 回 予 告 †
さぁ~て、来週のナポれもんは~?
・ナポれもん、エジプトに行く
・皇帝になるぞナポれもん
・大自然には勝てなかったよ……
の3本です。
来週もまた、読んでくださいね!
ジャン、ケン……、ウフフ♪
編集U「じゃんけん何出したんだよ!!!」
チョキ……、ですかね……!
あとがき †
というよく分からん予告もありつつ、ナポレオン回の前編でした!
民衆に大砲ぶっぱしたり交渉の場で半端ない威圧をかけたりと、いやけっこうヤバい人ですね!!
編集U「まぁ、凡人じゃあ英雄にはなれんからな……!」
そしてね! 前回のコロンブスは予想通りコメント欄が風通しいい感じになってましたね!
いや~、今回も続けて白い恋人状態だとハートがきしんじゃうぞ☆
編集U「無駄に他社ネタが増えたのはそのせいか……」
いやぁ、それは思いつくがままに!!
編集U「 思 い と ど ま れ 」
HAHAHA!
さて、思いつくままに大阪まで飛行機で行っちゃう原因と言えば~!?
オゥイエス! スターダムトークのお時間ですよッ!!
1月14日の後楽園ホール大会に続き、本日27日の大阪大会も8周年記念大会!
赤いベルト戦とともに、岩谷が出場するアーティスト王座戦も予定されていました、が!
家族に不幸があったため、挑戦者チームのセイディ・ギブスが緊急帰国……!
次回があれば、ぜひこの異常な身体能力で王座に挑んでほしいものです!
そしてセミメインでは、ジャングル叫女&刀羅ナツコがタッグ王座に挑戦!
自分たちからベルトを奪った張本人の王者を下せるのか!
試合開始が待ち遠s【編集昇天】
編集U「『余談』はここで終わりだマヌケ!!!」
お、終わりは、すなわち、はじ、まり……!
果たして、現王者の時代は……、終わ、る、のか……!ゲルググッ
【ナポレオーンって言うとロボっぽい!】 †
コラムで取り上げてほしいキャラ、行ってほしい特集はいつでも募集中! 「この騎士ってどんな活躍したんだろう?」 「この妖精って元ネタあるのかな?」 「SRSと編集Uの考える○○ベスト5ってどんな感じ?」 などなど、『乖離性』で攻略に関係ない疑問があれば当コラムのコメント欄へ書き込んでください! SRSが可能な範囲で調べて取り上げます! 皆さまのコメント、お待ちしています! |
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