編集部コラム/尾張のうつけ!織田信長!!(前編)
書き手:垂直落下式しゃれこうべライターM(Twitter)
順調快調絶好調!
渡辺桃の防衛街道に曇りなし!!
V7!!
今年の5月にタイトルを獲得してからじつに半年余りにして、V7!!
この安定感は目を見張るべきものがあr【編集サンライズ】
編集U「お前も納期的な意味で安定感を持て!!!」
ま、まぁそこはご愛嬌的なね……?
そんなことはさておき!!
足が冷えて下る腹に冬を感じますね! 週刊しゃれこうべ!!
桃の技ならやはり空襲式蒼魔刀推し、SRSライターMです!!
いよいよ年末シーズンとなった12月の第1週!
今回のエピソードトークは~!
織田、信長!!
日本史、世界史ともに成績1だった男が戦国武将をご紹介しますよ!
【目次】
尾張のうつけは伊達じゃない †
今回取り上げるのは織田信長!
『乖離性』的にはそのふたつ名として有名な第六天魔王として登場していますね!
ゲームにマンガにとメディア化にこと欠かない信長を知らない人はおりますまい!
個人的には平野耕太先生のマンガ『ドリ○ターズ』の信長が好きですね!
編集U「せめて戦国時代を舞台にした作品にしろ!!」
いや~、改めて考えたら意外と戦国マンガ読んでいなくて!
でもやっぱ信長と言えば某『野望』シリーズですかね!
編集U「他社方向で話広げんな!!!」
は、話の流れとしては自然なのに……!
ところで信長が戦国武将なのは言わずもがなですが、
第六天魔王の異名は、武田信玄とのやり取りで生まれたものらしいですね!
そこはいったんスルーさせていただくとして、
信長さんの一生をハイライト形式で見ていきましょうや!
うつけちゃん誕生 †
信長が尾張の国に生まれたとされるのは、1534年!
室町幕府が幕府としての機能をほぼ失い、各地方で武将が自分の国を持つ、
そう、時はまさに群雄割拠の戦国時代!
信長が生まれたころの織田家はまだまだ勢力としては小さく、
他国と争うどころか、織田家のなかでの争いが絶えない状況でした!
そんななかで生まれた信長さん(幼少時代の名前は“
幼少のころは服もはだけて着るわ柿や栗を食いながら歩くわ、
友人連中の肩に寄りかかりながら練り歩くわと、まぁとにかく不良チック!
そんなもんですから、周りの人々からは“大うつけ”、
つまり大馬鹿呼ばわりされておりましたそうな!
編集U「武田信玄が甲斐の虎、伊達政宗が独眼竜、それに対してうつけって……」
しかしそうこう言われながらも、遊んでいるように見えて鍛錬には余念がなかった信長!
馬術に弓術、鉄砲術、兵法に水泳訓練、情報収集にと、戦乱の世に必要なパラメータをガン上げですよ!
そんなこんなで12歳になった信長は元服、いまで言うところの成人入りを迎えます!
当時は12歳から16歳ぐらいが元服のタイミングだったようですね!
そして元服を機に、吉法師から三郎信長へと名を改め、
翌年には初陣を飾るなど、戦国乱世へのデビューを果たします!
14歳のときに織田家と対立していた美濃の斎藤道三との和睦が成立し、
信長は道三の娘である濃姫と結婚をすることになります!
編集U「あ、そんな早くに結婚してんの」
和睦の証として両家の縁を結ぶ、いわゆる政略結婚ってやつですね!
ちなみに濃姫と結婚する前、信長は道三と顔合わせをしているのですが、
顔合わせに向かう信長は、服をはだけて腰にはひょうたんを複数ぶら下げるという、
だらしない、というかヤバい感じの格好をしていました!
その姿に道三の息子たちは「やはりただの馬鹿よ」と笑っていましたが、
直接道三の前に現れた信長は、いつの間に着替えたのか、
袴もビシっと着た正装スタイルで現れたとか!
編集U「正装とは」
いやまぁ『乖離性』のは依然として露出度高めですけどね!!
元ネタのほうはマトモな格好をしてきたそうですよ!
また、信長が連れてきた兵士たちは当時の一般的な槍よりも長い、
6メートルほどもある長槍、そして最新の火縄銃などを多数持っていたそうです!
その様子を見て、道三はいつか自分の国が信長に取られてしまうことを予感したとか!
信長の奇才を見抜いた道三は信長に濃姫との結婚を許し、友好関係を築きますが、
彼はのちに自分の息子によって誅殺され、斎藤家と織田家の友好もそう長くは続きませんでしたとさ!
うつけ流のお葬式 †
信長が17、18歳ごろのとき、彼の父親が亡くなりますが、
このときに信長が取った、ヤバすぎる行動はけっこう有名ですね!
濃姫との結婚により、織田家の跡を継ぐことが濃厚となっていた信長、
ある意味父親の葬式における喪主的な立ち位置にあたった訳です!
ところが、なんと葬式には例の常識はずれな格好で現れ、
おまけに焼香に使う抹香をひとつまみ、どころかひと握りすると、
そのまま父親の位牌に抹香をブチまけたのです!
編集U「何やってんだこいつは!!!」
完全にヤバい人感がありますが、
信長は古い慣習、権威に迎合することを好まなかった、やら、
新しい権威として君臨するためには、古い権威を壊すことが必要だと考えていた、やら、
それなりに考えがあったうえでの行動だとする説もあるそうですよ!
そんな常識ブレイカーである一方で、道三の前で正装をして見せたように、
しっかり常識を守ることもできます!
守れる常識を敢えて破る姿を見せつけることで、
周りに自分の権威を見せつけていたってことですね!
ちなみに、葬式でのアクションがヤバすぎたのか、
信長よりもマトモな弟たちを跡継ぎにしようとする動きもあったようですが、
信長は反逆の気配を見せた弟を殺害し、その地位を守ったらしいですね!
編集U「さすが戦国、無情だな……!」
ただ、弟の殺害に関しては、1回目の反逆は見逃したという話もありますね!
その後再び反逆を企てたことを聞きつけ、ついにバッサリいったとか!
とまあ、そんなこんなするうちに、信長は内乱状態だった織田家を10年ほどかけて統一!
齢27のころになると、今度はほかの家との戦いが始まる訳です!
桶狭間~敦盛もりもり~ †
信長が大金星を挙げたのが、のちに“桶狭間の戦い”と呼ばれることになる一戦、
尾張より西に位置する駿河の戦国大名・今川義元との戦いです!
信長が統一したばかりの織田家に対し、今川軍は軍備もばっちり整っており、
駿河を発った今川軍の兵は25000人、その数は織田家が擁する兵の数倍にも及んだとか!
編集U「無理ゲー乙」
ところがどっこい、なんと信長さん、この戦に勝ってしまいます!
編集U「戦いは数だろ兄貴ィ!!!」
ってのはさておき、常識的に考えたら圧倒的に不利な兵力差!
少ない兵を分散するよりは、と配下の者たちは信長に籠城戦を提案します!
そのとき、信長は!!
編集U「寝てるゥー!」
今川軍が攻め込んでくるという情報にも揺るがない信長、
砦がひとつ、またひとつと攻められても余裕の仮眠をかましていました!
しかし、木下藤吉郎秀吉、のちの豊臣秀吉が今川義元本軍の動きを知らせると、
信長はすぐさま目を覚まし、その場で敦盛を披露します!
編集U「あぁ、某ニュースのプロ野球情報とかで耳にするあの」
\アツモリッ!!!/
じゃねぇわ!!
この敦盛は、室町時代に流行った舞のひとつですね!
舞とともに歌い上げられたこの語りもけっこう有名なのでは!
人間50年、つまり人生たったの50年、という意味では、なく!
ここでの人間は人の世を意味し、この語りは、
“人の世の50年は下天ではたった1日のこと、夢幻のようなもの。
一度生を受けた以上、すべてのものは滅びる定めである”
ってな意味合いな訳ですよ!
つまり、人の世の流れなど儚いもの、命を惜しまず生きよ!
みたいな感じですね!
編集U「ほー、戦いの前に歌い上げるにはピッタリな内容だな」
桶狭間~うつけはどちらか~ †
人の世の儚さを歌った信長ですが、もちろん命を捨てて特攻、なんて無謀な考えではありません!
信長は正面切って戦うのではなく、敵本陣への奇襲をかけたのです!
本陣を守る軍勢とも戦うのであればいざ知らず、
いきなり本陣にカチコミをかければ、兵数の差はほぼ無効ってことです!
編集U「いやしかし、そんな簡単に奇襲かけられるか……?」
これがですね、運命的と言うか偶然が重なったと言うか!
信長が事前に熱田神宮にて戦勝祈願を行っていた恩恵なのか、
奇襲をかける直前に激しい嵐が訪れ、今川軍は織田軍の動きに気がつかなかったのです!
しかもそれに加え、まだ織田家はほかの武将たちからするとまだまだ雑魚、
そんな相手が奇襲なんかするはずもない、とぶっちゃけ今川軍も油断しまくりだったのでした!
織田家の奇襲はクリティカルもクリティカル!
今川本陣になだれ込んだ織田軍は速攻で大将の義元を討ち取り、
超絶不利な戦いにアッサリと勝利してみせたのでした!
編集U「そりゃ負けるわ」
ちなみに、このとき今川軍の本陣から離れた前線に立っていたのが、
のちに徳川家康と名を改める松平元信!
家康は今川家に人質的な立ち位置で捕らえられていたのですが、
信長の活躍により人質生活は終了し、以後三河を治めることになった家康は信長と固い同盟で結ばれることに!
戦国時代と言えば裏切り上等バッチコイですが、
意外にもこのふたりの同盟は本能寺の変まで、
つまり信長が命を落とすまで続いていたんだそうな!
今川を潰して全国に名を知られることとなった信長は、
ついでに甲斐の武田信玄とも同盟を結び、東側の安全を確保したのでした!
そして、信長は西へと向かうのでありますよ!
編集U「……これ普通に考えて尺足りなくね?」
お、いいところに気が付きましたね!
いやぁ、日本史の成績1は伊達じゃないというかね!
調べながら書いてたらどう考えても収まらないボリュームになっちゃった♪
ので、まさかの前後編といたす!!!
編集U「なんだと……!」
よって、ランキング回は再来週に伸ばしますよ!
第六天魔王の由来も次回にて書かせていただきまする!!
あとがき †
ってことで、今回は織田信長回、まさかの前編でした!タイトルで見えてますが!
いやさすがに超有名どころとあって、拾いたくなるポイントが多くて困りますね!
ちなみに今回ただのやられ役だった今川さん、
なんかやたらと白塗りマロ眉のイメージありますよね!
おもに某『無双』シリーズやら『BA○ARA』的な意味で!
編集U「具体例はいいんだよ!!
しかし確かに、ひとりだけ基本白塗りだな」
あれなんですけど、当時は公家の文化がけっこう残っていたらしく、
ぶっちゃけ今川以外もマロメイクはしていたそうな!
マロメイクは意外にも教養を示すアピールにもなっていたそうですね!
ただ、信長や家康はマロメイク状態での肖像画が残っていないので、
そういったイメージは残っていない、とか何とか!
編集U「なるほどね~」
さて、前回のコメントでは意外過ぎる建礼門院リクエストが来ていましたね!
歴史知識ゼロなおかげでいまのところサッパッパーですが、
調べてみて面白そうな話があれば採用といきましょう!
そして調べるまでもなく面白いのはァァー!
言わずもがなのプロレスリングッ!
いざ、スターダムトーク開催!!
11月25日の名古屋大会で行われた白いベルトの王座戦!
なんやかんやでベルトと同時に大江戸隊への移籍をかけられたAZMパイセン、
桃の防衛によって
そして同日の6人タッグ戦では、フューチャー王者のスターライト・キッドからタップを奪ったパイセン!
こりゃそのまま王座挑戦もあるのではないんですかい!?
そしてそして、王座への挑戦と言えばこちら!
先日の後楽園ホール大会でタッグ王座を奪われた刀羅ナツコ!
名古屋で防衛を果たした桃に挑戦表明ですよ!!
王者・桃は「防衛回数を稼がせてもらう」と余裕の発言!
順当に行けば防衛は固いところですg【編集昇天】
編集U「尺なくて分けたわりに長くねぇか!!!」
そ、そして……、本日、は、鹿島沙希がハイスピード王座に、挑戦……、
こちらの行く末も、気に、なり、ま、す……!エックスッ
【今年のコラム納めも近い!】 †
コラムで取り上げてほしいキャラ、行ってほしい特集はいつでも募集中! 「この騎士ってどんな活躍したんだろう?」 「この妖精って元ネタあるのかな?」 「SRSと編集Uの考える○○ベスト5ってどんな感じ?」 などなど、『乖離性』で攻略に関係ない疑問があれば当コラムのコメント欄へ書き込んでください! SRSが可能な範囲で調べて取り上げます! 皆さまのコメント、お待ちしています! |
過去のキャラコラム一覧 †
参考文献 †
小西聖一(2003)『NHKにんげん日本史 織田信長』 理論社
倉山満(2017)『大間違いの織田信長』 KKベストセラーズ
前回のコラム
その人生は波乱が……?劇作家・シェイクスピア!!【垂直落下式しゃれこうべライターM】
稀代の劇作家・シェイクスピア!
激動の物語を数多く生み出した男の人生やいかに!!
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