編集部コラム/メジャーから謎まで!叛逆妖精4人衆!!
書き手:垂直落下式しゃれこうべライターM(Twitter)
嗚呼、麗しき仮面舞踏会!
2018年のMASK FIESTAも大いにカオス!!
っかァァーマユチカすばらしい!!
あ、写真の真ん中にいらっしゃる方ですよ! マユチカさんは!!
いやもうルックスも動きも愛嬌も全部が全b【編集ハイキック】
編集U「いつまでハロウィン気分だ手前ェェー!!!」
じ、時間差があるのはご愛嬌……!
さておきまして!
早いもので今年も残り2ヵ月! 週刊しゃれこうべ!!
マスクウーマンでは断然俄然マユチカ推し、SRSライターMです!!
いやぁ、MASK FIESTAの興奮冷めやらぬって感じですけどね!
今回のエピソードトークは、そんな10月31日に実装された、
『叛逆性』勢の妖精たち4名を見ていきますよ!
珍しく時事ネタだ!
基本的には有名な方々なんですが、若干1名ほど、ね……!
まぁそれは見てのお楽しみってことで!
【目次】
妖精の女王様! †
まず最初はこの方、ティターニア!
ほかのゲームやなんやでもちょくちょく見かける名前ですね!
ティターニアと言えば妖精の女王、
妖精の女王と言えばティターニア!
いまではメジャーなこの認識の発端となったのは!
みなさんご存知、かのシェイクスピアが書いた『夏の夜の夢』でございますよ!
何気にシェイクスピアも特異型で登場していましたね!
こちらはとある森で起きた、恋愛感情のスクランブル交差点的なお話でして、
そのなかで登場する妖精の女王の名前がティターニアなんですね!
編集U「ちなみに、同じくシェイクスピアの作品である『ロミオとジュリエット』の場合、
妖精の女王の名前は“マッブ”になってるな」
お、そいつぁ知りませんでしたね!
編集U「しかし今回は『夏の夜の夢』の話をそのまんまするかと思ったが」
尺 的 に 無 理 。
……い、いや圧縮すればいけなくはないんですが、
実際けっこうな長さなのと、ティターニア以外全員代役やんけっていうね!
需要があればワンチャンですかね!
『叛逆性』のアニメも始まりましたが、
ティターニアの夫であり妖精の王でもあるオベロン、
『夏の夜の夢』でいろいろしでかす妖精・パックとか登場しないんですかね!
編集U「ティターニアって名前自体シェイクスピアが付けたんだし、
そもそもこのティターニアが妖精の女王を元にしているのかどうか……?」
そ、それはまぁ……、ね!!
聖女の名にもありますな! †
さて、続きましては!
こちらも名前としてはよく登場、ブリギッテ!
編集U「あー、ブリジットとか近い名前はよく見かけるな」
でしょう!
で、よく見かけるブリギッテ(ブリジット)という名前ですが、
その由来とされているのが、ケルト神話の女神・ブリギッドなんですね!
彼女は詩の女神であり、また治療の霊力も持っており、さらに鍛冶の女神でもあったとか!
編集U「多いな……」
一説には豊穣の女神的な側面もあったとかなんとか?
また、顔の片側は非常に美しく、反対側は醜かったという話もありますね!
半分だけ醜い、っていうと北欧神話に出てくる冥府の女神・ヘルを思い出しますが、
地域的にも近いですし、何か関係があったりするんでしょうかね!
いや~しかし、実際ブリギッテとかブリジットって響きはいいですね!
やっぱこう、ブリジットって言ったらアレですよね!
かわいい女の子だと思ったら男だったヨーヨー使いの彼とかですよね!
あの存在はまさにギルティ!!
編集U「具体例はいいんだよ!!」
ぶ、ブリギッドの祝福があらんことを……!!
\ラヴィ!/ †
そして、ある意味イラストのイメージに一番叛逆しているのがこちら!
元ネタがけっこうヤバい、ナックラヴィでございます!
編集U「イラストはかわいいけどな~」
だしょ~?
ところがですね、このナックラヴィ!
スコットランドに伝わる、海から出てくるとされる怪物でして!
作物を枯らすわ家畜を殺すわ、出会う人間は皆殺しだわと!
と~にかくデンジャラス!!
編集U「だいぶヤバいな……!
あ、でも海から出てきたから水兵さんっぽい感じなのか」
ユリエンス王がなんですって?
編集U「『実在性』ネタをちょくちょく入れてくんな!!」
ちなみにこのやり取りが登場する『実在性』第4話は、
ニコ動で無料公開されていますのでね! チェックしてみそ!!
編集U「いいからナックラヴィの話をしろ!!」
へぇへぇ、わぁ~りましたよ!
このナックラヴィなんですが、見た目も相当ヤバいらしくてですね!
とある湖のほとりでナックラヴィに遭遇した老人によれば、
ケンタウロスのように馬+人間みたいな感じだったとか!
編集U「んま~、生で見たらちょっとキモそうだが、
言うほどヤバい見た目でもなくね?」
ふっふっふ……、ケンタウロスだったらそりゃあね!
が!
ひとつしか目がない頭は肩幅と同じかそれ以上に大きく、
いまにも転げ落ちそうなほどにぐらぐらと揺れており!
皮膚がなく筋肉がむき出しになったピンクの肉体!
その表面には黄色い血管が浮き出し、そこを流れる血流はタールのようにどす黒く!
クジラのように大きく裂けた口からは鉄を煮たような熱気が溢れていたのです!!
編集U「 こ れ は キ モ い
……というかその老人はよくこんな化け物から逃げられたな」
これがですね! ナックラヴィにも苦手なものがありまして!
海から出てきたので水属性チックな感じかと思いきや、
淡水を強く嫌い、川を渡ることができないのです!
編集U「怪物あるある~」
その老人も最初は湖の水を浴びせて怯ませ、
全力ダッシュで近くの川を渡って生き延びた、と!
おかげで三途の川は渡らずに済んだ訳ですね~!
川だけに!!
編集U「さて、続いて最後の妖精でーす」
ガン無視は止めてって!!!
お前は……、誰だ! †
そして衝撃の最後は、クーピー!
はい、これがですね!
正 体 不 明 。
編集U「ん? 何だって?」
分 か り ま せ ん で し た 。
いや~、調べてはみたんですけどね!
まず“クーピー”で調べるじゃないです?
そしたら某クレヨンチックなアレしか出てこなくてですね!
編集U「あぁ、そういやそんなのもあったな……」
ちょっと粘って検索を続けてみたらですね!
なぜかクーピーじゃなくてウーピー・ゴールドバーグまで出てくる始末ですよ!!
編集U「えぇ……」
アイルランド系の妖精だという前提で考えれば、
“クー”の部分はクーホリンやクー・シー同様、
犬のことを指すのではないか、という予想はできるんですけどね!
いかんせん“ピー”の部分がいまいち……!
ケルピーとかはいましたが、だからと言って何が分かる訳でもないという……!
ってことで、クーピーの正体に当てがある方はコメント欄に! 是非に!!
スクエニさんの中の人とかが書いてくれてもいいんですよ!!
編集U「書かねぇよ!!!」
あとがき †
ってことでね! 今回は久々の妖精回、in『叛逆性』でしたよ!
しかしアイルランドやらケルトやらに限っても妖精の数がマジで多いですね!
編集U「まぁ日本も妖怪集めたらそれなりの数になるしな~」
それもそうですね!
妖怪が怪奇現象の説明原理的なのに対して、
西洋の妖精は内容がだいぶブッ飛んでる気もしますが!!
編集U「さて、前回のコメは……、あっ……」
ん~? どれどれ~?
前回のコメントは~?
……
ねぇじゃねえか!!!
しかし! コメントがなくてもコラムはノンストップ!!
そしてコラムが止まらないということは!
スターダムトークも止まりませんよォォー!!
ハロウィン恒例のMASK FIESTAは毎年カオスに定評がありますが、
今年は謎の新人マスクマンたちのデビュー戦がヤバかったですね!
全員某お江戸との関わりが深そうn……、いやいやそんなことはね!!
しかしやはり僕としてはね!
マユチカの可憐さが!!
心を穿たれる思いですよ!!!
つぎにマユチカの試合を観ることができるのはいつなのか!
来年のハロウィンまでなんて待てませんy【編集ヘッドシザーズ】
編集U「大人しく待ってろ!!!」
こ、今週はタッグリーグ戦が決着……、栄光を、掴む、の、は……!ピクシーッ
【今月のランキングは……?】 †
コラムで取り上げてほしいキャラ、行ってほしい特集はいつでも募集中! 「この騎士ってどんな活躍したんだろう?」 「この妖精って元ネタあるのかな?」 「SRSと編集Uの考える○○ベスト5ってどんな感じ?」 などなど、『乖離性』で攻略に関係ない疑問があれば当コラムのコメント欄へ書き込んでください! SRSが可能な範囲で調べて取り上げます! 皆さまのコメント、お待ちしています! |
過去のキャラコラム一覧 †
参考文献 †
ブリッグス,キャサリン編(1992)『妖精事典』(平野敬一・井村君江・三宅忠明・吉田新一訳) 冨山房.
前回のコラム
怪物の名前じゃございません!フランケンシュタイン!!【垂直落下式しゃれこうべライターM】
ハロウィンってことでフランケンシュタインですよ!
しかしその名は怪物のほうではなく、科学者のものなのです!
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