編集部コラム/死闘!デストロイヤー!

本日の書き手:ドM男性ライターY

 …………白状しよう。

 正直、ビビりまくっている。

 それは、イーターオブワールドの進化形と思われるボス、デストロイヤーの存在。

 次に倒すべき相手ながら、その計り知れない実力にブルってしまっているわけだ。

 皆さん、思い出して欲しい。ヒーロー/戦隊モノにはある鉄則がある。それは、

 再生怪人は、
 弱い。

 という、古典的かつ唯一絶対の真理。

 特撮のみならず少年漫画でも、サイボーグ化した敵は修行を積んだ仲間にフルボッコにされたり(某三つ編みの殺し屋とか)、新キャラの踏み台となったり(一刀両断された某宇宙の冷凍庫とか)、いいところが全くないと相場が決まっている。

 ところがぎっちょん。

 どうやらこの法則、『テラリア』には全く当てはまらないらしい。

 前回前々回、のコラムで倒したハードモードのボス、スケルトロン・プライムツインズ

 こいつらはノーマルモードからいるスケルトロンクトゥルフのめだまゆかりの連中だったわけだが……。

01
↑スケルトロンに比べて攻撃する部位が2つ増え、圧倒的な攻撃力を誇ったスケルトロン・プライム。装備を大幅強化、万全の態勢を整えてなんとか勝利。

02
↑クトゥルフのめだまに比べ、単純に本体が2つになった上に大幅な強化がなされたツインズ。その強さは間違いなくホンモノだった。

 これらの事例から、僕はひとつの結論に達した。

『テラリア』では、日本男児に染みついた常識が一切通用しない!!

 そう、ノーマルモード最弱ボスと謳われたイーターオブワールドの上位互換であるデストロイヤーとはいえ、全く油断が許されない相手というわけなのだ。

03
「棒立ちでも倒せる」と評判のイーターオブワールドさん。その巨体からは想像のできない弱さを誇る。

 そもそも、イーターオブワールドってそれっぽく言えば“世界を喰らうモノ”なワケですよ。

 それが進化したらデストロイヤー=破壊者というシンプルな名前になってしまう。

 シンプルなネーミングほど、強い。

 これは全世界共通の常識だ。

 デストロイヤー……、やはり、万全の状態で相手をしなければならない超絶クラスの強敵と見ることが妥当だろう……!

まずは下準備から!

 デストロイヤーを呼び出すためには、まずは“きかいのワーム”を作成する必要がある。

04
↑隠れて見えない部分はあるが、素材は“くさったにく”×6、“てつのインゴット”×5、“やみよのソウル”×6だ。

05
↑待機場所は前回、前々回に引き続きこちら。キャンプファイアと“いのちのせきぞう”が出してくれるハートは非常に心強い。

 だが、イーターオブワールドが巨大なワーム=地下を移動する相手だったことを考えるに、デストロイヤーも同じ行動パターンである可能性が極めて高い。

 つまり、決戦の舞台は地下になるはず。この場所はあくまで避難場所として利用するつもりだ。

 ポーション、良し! 装備、良し! 

 当方に迎撃の用意ありッ!

 あとは、夜を待つのみだ……。

決戦! VSデストロイヤー!

 夜になった瞬間に“きかいのワーム”を使用!

06
↑来るがいい、破壊者よ……!

 正直、手の震えが止まらない。一体どれほどの戦闘力を秘めているのか……、想像するだに恐ろしい。
 
 だが、のっけから大きく予想を裏切られることになる。

 地下から出現すると思いこんでいたら、

07
↑う、上まで登ってきたっ!? 思わずジャンプ!

 流石、機械化されただけのことはある……! もはや活動場所など選ばないというのか……!

 「ハンディだ。小さきニンジャよ……。せいぜい地の利を生かすが良い……」
 
 と言っているとでも!? 

 クソっ……! 完全に舐められてやがる……!

08
↑そしてこの巨体……! イーターオブワールドとは比べものにならない。

 文字通りの大物相手にうかつに手を出すのは危険……! そう判断した僕は、まずは慎重にヤツの攻撃パターンを見切ろうとする。

 イーターオブワールド同様、高速移動による体当たりは変わらず。そして胴体の赤い玉が分離、レーザー攻撃を仕掛けてくる。

09
↑プローブという名の小型兵器。オールレンジ攻撃まで仕掛けてくるとは、やはり以前とは比べものにならない戦闘力を有しているようだ。

 だが、逃げてばかりでは始まらない。ヘタに逃げるよりは真っ向勝負! 至近距離からエクスカリバーを叩き込むっ!

10
↑いかに強力な聖剣とは言え、この巨体に対してどれほど有効打を与えられるかはわからない。できることはただひとつ。ひたすら殴ることのみ!

 しかし、あることに気がついた。

 ……ダメージ、低くね? 

 いや、僕の攻撃じゃなくて、デストロイヤーの攻撃が。

11
↑赤丸で囲った1ケタの数値は、デストロイヤーによる攻撃で受けるダメージ。1に見えるのは気のせいか!?

 ……“1”だと……?

 いやいやいやいや! 何かの間違いだ。この巨体から繰り出される攻撃、こんなしょっぱい威力なワケがない。

 そもそも、イーターオブワールドのように部位ごとに破壊できているワケでもない。つまり、ダメージが通っていない可能性すらもある……!

 それに、きっと形態変化とか残しているに違いない。恐らくヤツはまだ、本当の力を出していな……、

12

 え!?


 おい、ちょっと待て。

 はあ!? これで終わり!? 
 なんかいきなり消滅したんだけど!

 あまりのあっけなさに「ここから蘇ったりするんじゃ」とか「真・デストロイヤー的なヤツが襲ってくるんじゃ」としばらく身構えたものの、一向に音沙汰はなし。

 く……ふはははははっ!!

 なんだなんだこの野郎、散々ビビらせやがって!

 しょせん、ダメなヤツを強化したところで大したことはないわけだ!

 ドキドキを返せコンチクショウ!!!!!

 正直これ、ハードモードで最初に倒す方のボスじゃねえか! 順番さえ間違わなければ、

スケルトロン・プライム:「ふっ……、デストロイヤーがやられたか……」
ツインズ:「ヤツは我々四天王の中でも最弱云々」

 という感じだったんだろうなあ……。

 ふう……やっぱ……、アレだな。

再生怪人って、弱いな。

 次回! 前回の雪辱を晴らすべく、プランテラに挑むっ!!

コメント

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