編集部コラム/期待と失望。がっかりアイテム3選
本日の書き手:ドM男性ライターY
様々な効果を持つアイテムが満載の『テラリア』。
実は意外な効果を持つものもあるが、使い方がわかった上で「どう使えばいいんだこれ」と困惑してしまうアイテムも多い。そういったアイテムは、えてして説明文が期待を煽るものとなっており、使用前と使用後の落差が非情に激しいのも特徴だ。
それでは、独断と偏見で厳選した「がっかりアイテム」、とくとご覧あれ!
3位 水中での無限活動が可能な唯一のアイテム! だが……。
「あー、もう息切れる! 死んじゃうよぉ! ハアハア///」なんてことになりがちな水中の探索。こんな楽しみ方をするのはMの人だけかもしれないが、水中での要となるのは、ずばり“呼吸”だ。
息切れ=死。この非情な現実はいかんともしがたい。
そんな死と隣り合わせの水中探索の救世主、それが“タケヅツ”なのだ!
しかし……実際はこれ、「先端が水面に出ているとき」という条件下でしか効果はない。
おまけに、“タケヅツ”を使用しているときには他のアイテムが使えない。つまり、マモノに襲われたらひとたまりもないのだ。
「水中でもへっちゃらさ」という謳い文句、嘘ではないが、ど〜にも言いくるめられた感は否めない。がっかりだよ!
2位 付いていきます、どこまでも……。“ひかりのオーブ”
シャドウオーブを破壊することで入手できる“ひかりのオーブ”。神々しいネーミングからは「魔王の闇の衣でもはがせるのでは?」とつい期待してしまいがちだ。
↑召喚したら心強い味方になってくれるのか? それとも何かスゴイ効果が……? 否応にも期待は膨らむ。
というわけで、早速使ってみよう!
“きらめく”、というにはやけに弱々しい光。そしてプレイヤーが動くとノロノロとくっついてくる。だが、それだけだ。具体的に言えば、「辺りをちょっと照らす」以外の効果はない。
↑同じ場所で未使用の状態。正直、あってもなくてもあまり変わらないレベル。
仰々しいネーミング&期待を煽るだけ煽っておいて、実際はショボい効果。このがっかり感、流石の2位である。
堂々1位! プレイヤーだけを殺すアイテムかよ!
「がっかりアイテム」1位の座に輝いたのは、“スパイク”である。ダンジョンの至るところにわんさかと仕掛けられ、少しでも触れようならばプレイヤーのライフをごっそりと奪う卑劣なワナだ。
設置可能、という端的すぎる説明文。そこで、多くのプレイヤーはこう考えるはずだ。
「これってワナとして使えないかな?」と。
では、実際にやってみよう!
↑ここから、スライムのいる隙間に“スパイク”を設置する。マモノにも効果があれば、攻略の幅は飛躍的に広がる。期待はうなぎ登りだ。
さて、衝撃の結果をご覧いただこう。
ちなみに“スパイク”はNPCにも効果がない。そう、つまり“スパイク”は「プレイヤーだけを殺すトラップ」なのだ! もうわけがわからないよ……。
だが、がっかりするにはまだ早い! ベストオブ使えないアイテムである“スパイク”だが、ドM的に見れば、ある意味最高のアイテムと言える使い方がある。
↑NPCが傷つかないことを利用し、“ナース”ちゃんの部屋に“スパイク”を敷き詰める。
↑こうして、好きなときに好きなだけ、彼女に治療してもらうことが可能となる!
なお、ブラッドムーンの夜には更にキっツいお言葉をいただける。Mならずともゾクゾクしてしまうこと間違いなし!
このように、「がっかりアイテム」にも意外な需要が眠っているかもしれない。それを発掘するのも、楽しみのひとつではないだろうか。
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