編集部コラム/俺たちはサンタじゃない

本日の書き手:ドM男性ライターY

01

前回のあらすじ
 僕の元に突如現れたサンタクロース。だが、彼はクッキーをせがむだけの人物で、クリスマスらしいことは何もしてくれない。そんなとき、ゾンビから意外なプレゼントが……!? 

なにが出るかな?

02

 というわけで、早速プレゼントを開けてみることに! が、単に中身を見るというのも芸がない。そうだ! せっかくだから、最愛のドライアドさんにサプライズだっ!

03
↑ちょっと早めのクリスマスプレゼント、受け取ってくださいっ! 溢れる光に期待せずにはいられないっ!

04
↑手に入れたのは“キャンディブロック”なるアイテム。

 うーん……香水やら指輪やら、いかにもなプレゼントは期待しすぎだったかな。

 しかぁし! 女性=甘いもの好きというのは、もはや宇宙の真理。さてさて、ドライアドさん的にはどれくらいの価値があるものなのか訊いてみた。

05
↑え、無価値!? ははは……、やっぱり僕なんかのプレゼントはダメですか!? むしろダメだと罵ってくださいハアハア。

 ドライアドさんを見やれば……、彼女の深いエメラルドのような瞳は、無言でこう語っていた。

「もっとマシなものを用意できないの? この豚は」 

 ハハーっ! ご安心めされよ! そう、実は……プレゼントはもう一つあったのだ! デキるM男は隠し球を持っているものなのだよ!

なにが出るかな、なにが出るかな♪

 最近記憶を失った元ドSの人は“みどりのプレゼント”をもらったらしいけど、僕もスライムからこんなものを頂戴していた。

06
↑きっと中身は違うはず!

07
↑さあ、今度こそお眼鏡にかなうプレゼントですよー! って……あれぇ……?

08
↑まさかの色違い! 結局同じようなもんじゃないか!

 はあ……なんてこったい。とはいえ、キャンディー系ブロックを手に入れたことで、キャンディー系のカベも作ることができるようになった。

09
↑おお、イッツ、メルヘン! まさにファンタジー。

 いっそのこと丸々キャンディー製の家でもプレゼントしようかと思ったけど、マモノたちが一向にプレゼントを落としてくれず、断念。

 うーん……やっぱり、慣れないことはしない方が良いのだろうか。ドMのMは、しょせん喪男のMなのかもしれない。クリスマスなんて慣れない行事に浮かれていたことが恥ずかしい……! 

 ん? 待てよ? クリスマス……?

10
↑うってつけの人物がいるじゃないか!

 そうか、餅は餅屋、クリスマスならサンタクロースだ! 彼に訊けば、クリスマスにモテる秘訣を教えてくれるに違いない! 

 フフフ……そうと決まれば話が早い。サンタクロースに弟子入りしようそうしよう! 次回に続く!

コメント

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