編集部コラム/ドMが“挑発”スキルで殴られてみた
こんにちは、引き弱ドMです。
最近、富豪がドM扱いされているそうですね。
それというのも、富豪が新たに会得したスキル、“挑発”が原因。
このスキル、ドMとして放置するわけにはいきません。
富豪にのみ許されたドMスキル“挑発”
“挑発”は、敵の単体攻撃が確実にカードを出したアーサーだけ(2015年7月現在は富豪のみ)を狙うよう仕向けることができるスキル。
ただターゲットとなるだけではなく、“ダメージを○%カット”という効果も併せ持っているのも特徴です。
ただし、全体攻撃は防ぐことはできず、全員に攻撃が行き渡ります。
とくに敵が全体攻撃しか発動しないターンに使用すると、自分だけ受けるダメージが減って白い目で見られます。
封印効果の引き受けや、強力な連続攻撃に対する挑発など、使用頻度も多め。
敵によっては、特定ターンでの“挑発”スキルが重要になる場合もあります。
こんな便利なスキル、使わないわけにはいきません。
“挑発”スキルまとめ ・単体攻撃のときにカードを出したアーサーを確実に狙うようになる ・その際に受けるダメージ率を軽減させる効果も併せ持つ ・全体攻撃を防ぐことはできない ・連続攻撃や封印効果を持つ敵に対し有効 |
2015年7月9日時点で“挑発”スキルを持つカード一覧
【無邪気姫】純白型パーシヴァル(ダメージカット率40%)
【花婿掠奪】純白型金髪のイゾルデ(ダメージカット率30%)
【尾張のうつけ】特異型第六天魔王(ダメージカット率50%)
【百華涼乱】納涼型歌姫アーサー(ダメージカット率45%)
ダメージカットの計算式はどうなっているの?
“挑発”スキルの有用性を引き上げている“ダメージを○%カット”。
カードによってカット率が変わるこのスキルですが……。
このカット率の計算式ってどうなっているの? と疑問が。
- (ダメージ-防御)×軽減率?
- ダメージ×軽減率-防御?
どちらかによっても使い勝手が変わってくると思われます。
プロアーサーの方には「何当たり前のこと言ってんだコイツ……」みたいな目で見られそうですが、しっかりと検証してみました。
今回、検証に付き合ってもらうのはブルーキャップ。
ブルーキャップは、3ターン目(5コスト)から毎ターン単体攻撃を仕掛けてくる敵です。
攻撃は毎ターン変わらず7,500ダメージなため、検証にも最適。
“物理防御1,250+ダメージを40%カット”でブルーキャップの攻撃を迎え撃ちます。
準備は万全。さあ、僕を殴れ!
痛い、気持ちいい!
……はい、ごめんなさい真面目にやります。
結果、ダメージは3,750。
7,500の攻撃に対し、1,250の防御と40%カットで3,750ダメージということは。
【(ダメージ-防御)×軽減率】 が正しい仕様ということになります。
検証結果 ・ダメージは(7,500-1,250)=6,250(ダメージ) ・軽減率は(6,250×40%)=2,500(軽減量) ・実際に受けるダメージは、6,250から2,500軽減して、3,750ダメージ |
防御カードが先行して発動するため、ここでいかにダメージを削るかが重要になりそうです。
ここでひとつ、新たな疑問が。
この“挑発”スキルですが、重ね掛けは可能なのでしょうか?
ダメージカット率は重ね掛け可能?
“挑発”スキルを持つカードを2枚同時出しで、ダメージカット率も加算できれば……。
もう富豪に敵なし、どんな攻撃でも笑顔で受け止めることが可能になるはずです。
2ターン挑発効果が持続する【花婿掠奪】純白型金髪のイゾルデ(30%カット)と、最大のカット率を誇る【尾張のうつけ】特異型第六天魔王(50%カット)で攻撃を迎え撃ちます。
もし、重ね掛け可能であれば、80%カット。
6,000ダメージをカットし、受けるダメージは1,500に!
さあ、もう一度僕を殴ってくれ!
…………あ、はい。
どうやら、重ね掛けは不可能なようです。
カット率の高い【尾張のうつけ】特異型第六天魔王が優先されました。
殴られてみた感想
今回殴られてみて、“挑発”スキルは非常に便利なことを再認識しました。
敵が強力な単体攻撃を仕掛けてくるのであれば、確実にダメージを抑えることが可能です。
ターゲットが確定されるため、歌姫も回復が容易になり支援カードを出すチャンスに。
“挑発”スキルを上手く扱うプロアーサーがひとり居るだけで、戦況が大きく変わりそうです。
富豪アーサーの皆さま、これからも挑発役をよろしくお願いします!
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