用語集
本作および対戦格闘ゲームでよく使われる用語を、いくつかピックアップして解説。
スラング的なもののほか、wikiページ内にも出てくることがあるので、要チェック!
当身
【あてみ】
相手の攻撃を受け止めたり、受け流して無効化し、反撃などに転じる技の総称。
本来の意味は「打撃技」のことだが、某ゲームに登場した「当て身投げ」という技を省略して呼ぶうちに、対戦格闘ゲーム用語として定着した。
安全跳び込み
【あんぜんとびこみ】
ダウンした相手への起き上がりに対してジャンプ攻撃を重ねる際に、ギリギリ着地際で攻撃するテクニック。
うまく行うことで、無敵技などを出された場合には攻撃判定の発生までに着地(ガード)でき、そうでない場合にはジャンプ攻撃を触れさせることができる。
今作ではディレイスタンディングが追加されたため有効度が下がり、あまり使われなくなった。「詐欺(さぎ)跳び」とも呼ぶ。
暗転
【あんてん】
画面が暗くなり、ゲーム内の時間が一瞬停止する演出のこと。ウルトラコンボなどハデな演出の一環として使われている。
起き攻め
【おきせめ/おきぜめ】
ダウン状態から復帰し、起き上がろうとしている相手に攻撃を仕掛けること。対戦格闘ゲームの基本的な戦術となる。
空振りキャンセル
【からぶりきゃんせる】
特定の通常技などの出掛かりを素早くキャンセルして、攻撃判定が出る前に必殺技などを出すテクニック。コマンド入力の早さが不可欠。
グラップ
【ぐらっぷ】
本作で多用されるスラングで、元々は『ストIII 3rd』における投げ抜けのシステム名「グラップディフェンス」に由来する。本作では本来「投げ抜け」なのだが、語感のよさからかプレイヤー間ではグラップが浸透している。さらに短縮して「グラ」、「しゃがグラ」などの呼び方をされることも。
コア、コパ
【こあ、こぱ】
コアは「弱K」、コパは「弱P」全般を表すスラング。
弱キック→小キック→小足→コアといった変化を経て、会話に組み込みやすいよう短縮された形。「コアコア」(弱K×2)などの使われ方をされる。
コマンド投げ
【こまんどなげ】
弱PK同時押しで出る、共通システムの投げが「通常投げ」と呼ばれるのに対し、必殺技として用意されている投げ技の総称として使われる。
必殺技だけに性能的に優れたものが多く、所持しているキャラクターはそれだけで相手のガードを崩しやすくなる。
崩し
【くずし】
読んで字のごとく、相手のガードを崩すこと。ガードを無効化する投げ技や、しゃがみガードできない中段攻撃などが崩しに向いている。そのほか、有利な状況での択一攻撃など、広い意味でも使われている。
差し返し
【さしかえし】
相手の技が空振りした際に、その戻りの動作に対して攻撃を当てにいくこと。
相手が空振りする技や自分の技の発生速度だけでなく、反応速度も重要となるため難度が高い。
対空
【たいくう】
相手のジャンプ攻撃を迎撃する行動。昇龍拳などに代表される無敵時間を持った上昇する必殺技や、上方を攻撃するアッパー系の通常技などが代表的。
また、相手の跳び込みに即座に反応し、自らも跳んでジャンプ攻撃で対空することを「空対空」と呼ぶ場合もある。
弾抜け
【たまぬけ】
無敵時間や飛び道具無敵を利用したり、スライディングなど極端に姿勢の低い技を使って相手の飛び道具(弾)を抜けつつ攻撃すること。
本作では突進系のEX必殺技やウルトラコンボなどに飛び道具無敵が付いている場合があり、ゲージがたまっている状態では飛び道具に対しての強力な抑止力となる。
昇り~
【のぼり】
ジャンプの上昇中、特にジャンプ直後に攻撃を出すことを指す。前述の空対空のほか、下方向に大きな攻撃判定のある技であれば、相手のしゃがみガードにヒットする中段攻撃になり、崩しとして機能する場合がある。
目押し
【めおし】
通常技から通常技へのつなぎなどで、ボタンを連打するのではなくタイミングよく押す動作。元はスロットのリール(絵柄)を目視して止めることから来ている。本作においては特に重要なテクニックで、さまざまな場面で必要となる。
めくり
【めくり】
相手をギリギリ跳び越えるようにジャンプ攻撃を出し、通常とは逆のガード方向になるようにする崩しのテクニック。ちなみに語源について『ストII』時代に「背中の皮めくり」と呼ばれた局地的スラングが縮まり、今は亡きゲーメスト誌に紹介されたことで普及したという説がある。
リバーサル
【りばーさる】
起き上がった瞬間や、ガードの硬直が解けた直後に技を出すこと。成功すると画面に表示がされる。
起き攻めをされている状態から、無敵時間のある技やコマンド投げなどで行うのが一般的。
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