編集部攻略情報/フリーパーツの選択による変化は?番外編(ブラックスワン編)
※本項の掲載情報は、編集担当者が実際にプレイした結果を基に、検証結果の一例として掲載しています。
ゲームの仕様として確定された情報ではございませんので、予めご了承のうえ閲覧ください。
今回の編集部攻略情報では、番外編として2015年6月25日に追加されたHS車、LANCER Evolution IX“BlackSwan”?(以降、『ブラックスワン』)についての内容を掲載します。
前回までのフリーパーツ検証では、加速性能の高いブラックバードでは他の車と異なる結果が出ました。それを踏まえて、今回はそのブラックバードよりも加速性能の高いブラックスワンではどうなるかを検証していきます。
1回目:フリーパーツの選択による変化は?
2回目:フリーパーツの選択による変化は?その2
3回目:フリーパーツの選択による変化は?その3
“HS(HIGH SPEC)車”とは
“HS(HIGH SPEC)車”は、2015年4月23日から追加された新しいタイプの車。既存の車をハイスペックにした、『ドリフトスピリッツ』のオリジナルマシンです。
今までにSKYLINE GT-R BNR34“赤蜻蛉”?とS2000 AP1“雀蜂”?の2車が、ハイスペックマシンとして登場しています。
SKYLINE GT-R BNR34→SKYLINE GT-R BNR34“赤蜻蛉”?
S2000 AP1→S2000 AP1“雀蜂”?
ブラックスワンは、SKYLINE GT-R BNR34“赤蜻蛉”?とS2000 AP1“雀蜂”?に続く、3台目のHS車です。
LANCER EvolutionⅨ MR CT9AのHS車として、LANCER Evolution IX“BlackSwan”?になりました。
検証内容
他の車と比較しても、加速性能が高いブラックスワン。この車に適したフリーパーツの組み合わせはどのようなものになるのでしょうか。
エンジン、タイヤ、トランスミッションの装着に加え、下記の組み合わせでフリーパーツを装着して検証を行います。
- サスペンション(ハンドリング)×2
- ドライブシャフト(加速性能)×2
- タービン(高速性能)×2
- サスペンション(ハンドリング)+ドライブシャフト(加速性能)
- サスペンション(ハンドリング)+タービン(高速性能)
- タービン(高速性能)+ドライブシャフト(加速性能)
各車で6通りのパターンを検証し、そのタイム差を計測していきます。
検証方法
- SPIRITS(スピリッツ)状態が発動しないよう、Lv.1☆6+の車を使用
- “ドライブシャフト”、“サスペンション”、“タービン”を組み合わせて、全6パターンのタイムを検証
- ロケットスタートの成功、コース内のドリフトコーナーは全てEXCELLENTで通過する
- タイムに誤差が生じやすいため、ニトロは使用しない
- 装着するパーツはサイズ16のエンジン、タイヤ、トランスミッションとサイズ10のフリーパーツを2つ
- コースの長短を考慮し、『AREA1葦柄峠峠“DJサイゴー”の2人目』と『AREA4美濃沢峠“赤髪のアラタ”の2人目』の2コースで検証
2コースを走りタイム、最高速度、0→60km/hを計測しました。
検証時のブラックスワンの性能は以下のとおりです。
フリーパーツの装着状況 | 高速性能 | 加速性能 | ハンドリング |
サスペンション×2 | 3710 | 2328 | 4346 |
ドライブシャフト×2 | 3710 | 2982 | 3710 |
タービン×2 | 4364 | 2328 | 3710 |
サスペンション+ ドライブシャフト | 3710 | 2655 | 4037 |
サスペンション+ タービン | 4037 | 2328 | 4037 |
タービン+ ドライブシャフト | 4037 | 2655 | 3710 |
フリーパーツ未装着 | 3710 | 2328 | 3710 |
検証結果
検証結果は最も速い結果を赤文字、次に速い結果は黄文字で表示しています。
『AREA1葦柄峠峠“DJサイゴー”の2人目』
フリーパーツの装着状況 | タイム | 最高速度 | 0→60km/h |
サスペンション×2 | 0'18"181 | 153km/h | 00"857 |
ドライブシャフト×2 | 0'17"499 | 155km/h | 00"733 |
タービン×2 | 0'17"535 | 159km/h | 00"803 |
サスペンション+ ドライブシャフト | 0'17"894 | 154km/h | 00"787 |
サスペンション+ タービン | 0'17"868 | 157km/h | 00"819 |
タービン+ ドライブシャフト | 0'17"437 | 158km/h | 00"765 |
『AREA4美濃沢峠“赤髪のアラタ”の2人目』
フリーパーツの装着状況 | タイム | 最高速度 | 0→60km/h |
サスペンション×2 | 0'22"809 | 159km/h | 00"857 |
ドライブシャフト×2 | 0'23"150 | 153km/h | 00"733 |
タービン×2 | 0'23"192 | 158km/h | 00"803 |
サスペンション+ドライブシャフト | 0'23"076 | 157km/h | 00"787 |
サスペンション+タービン | 0'22"945 | 158km/h | 00"819 |
タービン+ドライブシャフト | 0'23"328 | 156km/h | 00"765 |
結果考察
検証した結果、AREA1とAREA4で最速のタイムを出す組み合わせに違いがありました。結果を見てみると、ブラックスワンの性能はコースに大きく影響されていることが分かります。
AREA1考察
コースが短く、ドリフト回数も少ないAREA1では、“タービン+ドライブシャフト”の組み合わせが最も良い結果を出しました。次に良いタイムを出した組み合わせが“ドライブシャフト×2”。
このことから、短いコースでは加速・高速性能を上げると良いタイムを出しやすいことが分かります。
AREA4考察
AREA4は、比較的長いドリフトコーナーがあるため、“サスペンション×2”の組み合わせが最も良い結果を出しています。次に良い結果を出したのは“サスペンション+タービン”。
比較的長いコースでは、ドリフトによるスピード減少を抑えるためにハンドリングを上げると良いタイムが出しやすいようです。
この結果は、前回AREA4で検証したRCTブラックバードとも類似しています。最も速かった組み合わせ、次点の組み合わせまで同様でした。
・ブラックスワン:AREA4の結果
フリーパーツの装着状況 | タイム | 最高速度 | 0→60km/h |
サスペンション×2 | 0'22"809 | 159km/h | 00"857 |
ドライブシャフト×2 | 0'23"150 | 153km/h | 00"733 |
タービン×2 | 0'23"192 | 158km/h | 00"803 |
サスペンション+ドライブシャフト | 0'23"076 | 157km/h | 00"787 |
サスペンション+タービン | 0'22"945 | 158km/h | 00"819 |
タービン+ドライブシャフト | 0'23"328 | 156km/h | 00"765 |
・ブラックバード:AREA4の結果
フリーパーツの装着状況 | タイム | 最高速度 | 0→60km/h |
サスペンション×2 | 0'24"192 | 153km/h | 00"998 |
ドライブシャフト×2 | 0'24"752 | 145km/h | 00"833 |
タービン×2 | 0'24"587 | 152km/h | 00"924 |
サスペンション+ドライブシャフト | 0'24"582 | 149km/h | 00"907 |
サスペンション+タービン | 0'24"422 | 152km/h | 00"954 |
タービン+ドライブシャフト | 0'24"843 | 148km/h | 00"872 |
総合考察
ブラックスワンの加速性能は、他の車と比較しても高い数値です。ロケットスタートを成功させれば、相手との距離は大きく離れます。AREA1の結果から、短いコースであれば加速性能や高速性能を引き上げ、距離を離したままゴールすることも可能です。
ただし、長いコースでは後半にスピードが減少してしまう傾向があります。良いタイムを出し、相手に追い抜かれないためにはスピードを維持しなければいけません。コースに合わせてハンドリング・高速性能を上げると、良い結果に繋がります。
ブラックスワンをはじめとした加速性能が高い車は、走ることになるコースに合わせてパーツを適切に組むことが重要になりそうです。
ブラックスワンの使用感
あくまで個人的な感想として、検証中に感じたブラックスワンの使用感についてお伝えします。
加速性能については申し分ないブラックスワンですが、一方でニトロ性能に関しては、同戦闘力の他車と比較すると少々低めに設定されています。ニトロを3本使用して挑むバトルの場合は、多少心許ないときも……。
とはいえ、タイムこそ最良の結果とはなりませんでしたが……、“ドライブシャフト×2”でロケットスタートを決めたときの圧倒的な加速力は、他車では味わえない感覚です。
加速性能を活かすためのロケットスタートも、比較的容易に成功させることが可能でした。
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